旧聞で恐縮ではあるが
アサ芸
「許せないと思って…」吉永小百合が巨人ファンを辞めた納得の理由【2023年後半BEST】
吉永小百合といえば、私にとっては「花は花よめ」の若奥様だ。スリー・グレイセスの花の名前を呼ぶだけの主題歌も気が利いていたし、ごく普通の主婦の立ち居振る舞いがみずみずしくて、色気づいた私は、ちょっとドキドキしながら見ていた。
第3シリーズから若奥様が真野響子になって、かなりがっかりした。

1945年3月生まれだから、来年には80歳になる。早稲田の第二文学部にいたころに、1学年下で在学中のタモリが仲間と授業を受ける吉永を覗きに行ったと語っていた。

私たちより少し上の、爺たちにとっては特別中の特別の存在であって、比較すべき存在はいなかった。

清原和博が西武に入ってから、吉永小百合がいそいそと西武球場に通っているという報道があった。差し入れをしたり、番組で話をしたりしていた。そのころから清原はバカだっただろうが、まだやくざにはなっていなくて、殊勝に話を聞いていた。

なぜ西武ファンになったのかは知らなかったが、アサ芸によると
「父がジャイアンツのファンだったんですね。それでよく後楽園に連れていってもらったんですけど、“空白の一日”っていう…。江川(卓)さんが悪いわけじゃないんだけど、あれは絶対やってはいけないルール違反だと思って、許せないと思って、それで離れたんです」

吉永は反戦・反原発で知られるが、不正や不誠実をそのまま看過できるような「世慣れた人」ではないのだろう。人の顔色を見て世渡りする必要はなかったのだろうが、なかなかに気持ちがよいエピソードだ。

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私は巨人ファンだったことはないが、江川事件は本当にショックだった。
あの事件で、多くの巨人ファンがファンを辞めたり、野球そのものを見なくなったのだ。
あの事件は「フェアで平等でなければならないスポーツが、小汚い権力闘争に屈した」という点で歴史に大きな禍根を残したといえる。

江川事件について、あたかもまっとうなことであったかのように言う人に出会うと、私は心の中でその人の顔に唾を吐きかけている。

吉永小百合が元気なうちは、まだまっとうな日本は健在だと思っている。



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