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文春オンライン
ロッテ・佐々木朗希の「メジャー移籍容認の密約」をIT社長が吹聴しているワケ
佐々木朗希の入団以前から、ある人物が代理人のような立ち回りをしていて、入団時に佐々木が「希望した時にいつでもメジャーに行かせるように」ロッテに要求したとのことだ。
このあたり、MLBに挑戦することを容認することが、入団交渉の前提だった大谷翔平と似て非なる印象ではある。

そしてこのオフに、この代理人は、今オフのMLB移籍へ向けてロッテに働きかけているという。おそらく佐々木の意向を受けてのことではあろう。

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私は文春の記事にあるような「もう少しチームに貢献してから…」とは思わない。選手はベストのタイミングでベストのステージに進むべきだ。チームやファンがそれを阻むのは、不当だと思う。

ただ、佐々木にとってそれが、今オフなのかどうかは、大きな疑問がある。

一つは今年オフでも佐々木は23才だ。MLBでは25歳未満の選手がポスティングで移籍すると「契約金、年俸を合わせて500万ドル」と決められている。山本由伸が昨年オフに12年総額3億2500万ドル(約465億円)の契約ができたのは昨年8月17日に、25歳になっていたからだ。

佐々木は2026年11月3日に25歳になる。普通に考えれば、さ来年オフのこの日以降にポスティング申請をすべきなのだ。

もう一つ、佐々木は3年で269.1回しか投げていない。規定投球回数にも達したことはない。シーズン通してローテを維持したことがない。
MLBでは佐々木朗希のポテンシャルには疑問の余地はないだろうし、トラックマンなどの数値も、大谷翔平やダルビッシュ有とそん色がないはずだ。

しかしシーズン途中で故障したり、最悪、靭帯断裂などで戦線離脱するようなリスクが高い投手と、MLB球団が好条件で契約することはない。
多くの球団は忌避するだろうし、契約のオファーをするのは「今のうちなら安くて、トッププロスペクトが手に入る」と思うアスレチックスのような金欠球団だろう。

佐々木にとって必要なのは「25歳になること」そして「シーズン通して投げることができる『エビデンス』を示すことだ。

代理人の思惑が何なのかはわからないが、あせる必要は全くないのではないか。


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