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サンスポ
【球界ここだけの話(3299)】YouTuberがコーチ!? Z世代への指導に悩まされるプロ野球の指導者たち
記事を見ると土井正博が、関わっているのかと思ったが、そうではない。
ある打撃コーチが、選手を指導した時に「Youtubeではこうですから」と言われた。で、コーチが「本当の素人だよ…」と嘆いたと言う。

この選手が未熟なのは間違いない。打撃を教えるプロであるコーチに「Youtubeでは」といえば気を悪くするくらいのことは、わからないといけない。

しかし、今は、プロ野球経験のない「素人」が、野球理論をYoutubeやネットで披露して、それにプロやアマチュアの選手が注目するのは普通にあることだ。
こうしたユーチューバーの多くは適当なことを言っているわけではない、彼らの多くは、MLBが公開しているスタットキャストや、他のメディアのデータなどに基づいて、独自の投球や打撃理論を考案し、発表している。理にかなったものも多く、ダルビッシュ有などが支持している「素人アナリスト」もいる。
今はそういう時代なのだ。キャリアがなくても、素人でも、オープンデータをもとに、優れた技術論を展開することができる。必要なのは理解力とリテラシーだけだ。

NPB球団でも、データを活用して自分で技術を身に着ける選手がたくさんいる。また最先端の装置を整備した外部のジムで、投打のフォームを確認して磨きをかける選手もたくさんいる。彼らは、自分の身体について熟知し、技術を向上させるためには何をすればいいかを知っているのだ。球団内では、アナリストやバイオメカニクス担当が、彼らに具体的なアドバイスをしている。

そうなってくると投手コーチ、打撃コーチは何をすればいいのか?
昔ながらの「肘が下がっている」「インステップになっている」みたいな技術指導は、合っている合っていないではなくて、今の選手には伝わらない。一般論でアップデートもされていないからだ。
「自分の体はこうだから、この動きをこのように変えて、こうしたい」という具体的な目的をもって練習している選手に、大昔の理屈で指導しても理解も信用もされないのだ。

今こうした打撃や投球の「昭和の時代のフォームの話」は、居酒屋でおっさんの「酒の肴」になるくらいで、プロ野球の現場からは急速に消えていこうとしている。

この間、ある球団で聞いた話では「バイオメカニクスなどのデータ野球を学ばないコーチは消えていく」「コーチはアナリスト、バイオメカニクス担当者の話を理解して、総合的な指導方針を決めるコーディネーターになるべきだ」という話だった。

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「素人だから、野球経験者じゃないから」という理由で技術論を否定するようなコーチは、生き残ることはできない。そのことがわかっていない件のコーチは、風前の灯火みたいな立場にいる。

それに、この記事を書いた阿部祐亮も、もう用なしだろう。
「昭和の時代なら、ぶん殴って終わりだった」
って、そんな低次元の昔話を恥ずかしげもなく、よく書けるなと思う。まだ若い人の様だが、今のプロ野球で何が起こっているのか理解できないなら、そしてそれをポジティブに受け止められないのなら、取材パスを返上すべきだ。


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