
中日の練習が「時代遅れ」なのは、春季キャンプを見てもわかる。私はプロ野球のキャンプをここ10年、毎年見に行っている。
春季キャンプは「どんどん軽くなっている」印象だ。
「軽くなっている」というのは、全体での練習時間が短くなり、簡単になっていると言うことだ。
プロ野球の春季キャンプは、午前中に始まるが、指導時間は以前は9時台だったが、今は10時くらいに始まる。
選手が集まって、アップをする。実はアップに関しては、念入りになってきている。おそらく呼称予防に重要なのだろう。故障していたり、ベテランになった選手は別メニューだ。
見なくなったのは全体でのランニングだ。ソフトバンクはキャンプ初日に15分走をやるが、これは評判が悪い。また選手が一段となってグラウンドを走るのは、今はほとんどやっていないのではないか。
そのあとはキャッチボールとペッパー。
そしてシートノックだが、これが短くなっている。守備位置に散った選手がノックを受けるのだが、今では試合前のノックとほとんど変わらない。
高校などではシートノックを長々やっているのをよく見るが、実はたくさんの選手を拘束する割にノックを受ける本数は少ない。待っている時間が長い上、効率の悪い練習なのだ。
投内連携も短くなった。投手のフィールディングは、サブグラウンドなどで投手だけが受けることが多くなっている。
いわゆるシート打撃も短くなった。MLBでいうところのライブBPだが、これは「軽い練習試合」のようなものだ。
全体練習のメインである、シートノック、投内連携、シート打撃は、今では「チームとしての確認事項」のために行うようになり、これらの練習で「鍛える」と言う感覚はなくなっている。
打撃や守備、走塁などの練習は、選手が個別に「レベル」に仕上げてキャンプに来る、のが前提になっている。
そしてキャンプでも選手は、ブルペンや室内練習場、サブグラウンドなどでの個別の練習がメインなのだ。



なぜそうなるかと言うと、主力級の選手は「それぞれ別の目標」があり、コーチやトレーナー、アナリストと別々の練習プランを設けているからだ。
春季キャンプは「鍛える場所」と言うより、相応のレベルに達した選手が集まり、指揮官が、練習試合などを通じて「誰をどのように使うか」を決めるプロセスになっている。
MLBのキャンプは、まさにそれで、キャンプ地に来てから体を絞ったり、本格的なトレーニングをするような選手は、早々に排除される。
中には広島、中日、巨人のように「キャンプで鍛える」伝統があるチームもあるが、選手を長くグラウンドに縛り付けておきたいと言うのは「指揮官の支配欲」みたいになりつつある。
もちろん、個別練習では、ハードな負荷を科したり、激しい筋トレをする選手もいる。「昔に比べて緩くなった」わけではない。
そのあたりを知らない年寄りの評論家が「甘やかしている」などと言うのだが、もう「昭和の時代」とはレベルが違うと言ってよいだろう。
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選手が集まって、アップをする。実はアップに関しては、念入りになってきている。おそらく呼称予防に重要なのだろう。故障していたり、ベテランになった選手は別メニューだ。
見なくなったのは全体でのランニングだ。ソフトバンクはキャンプ初日に15分走をやるが、これは評判が悪い。また選手が一段となってグラウンドを走るのは、今はほとんどやっていないのではないか。
そのあとはキャッチボールとペッパー。
そしてシートノックだが、これが短くなっている。守備位置に散った選手がノックを受けるのだが、今では試合前のノックとほとんど変わらない。
高校などではシートノックを長々やっているのをよく見るが、実はたくさんの選手を拘束する割にノックを受ける本数は少ない。待っている時間が長い上、効率の悪い練習なのだ。
投内連携も短くなった。投手のフィールディングは、サブグラウンドなどで投手だけが受けることが多くなっている。
いわゆるシート打撃も短くなった。MLBでいうところのライブBPだが、これは「軽い練習試合」のようなものだ。
全体練習のメインである、シートノック、投内連携、シート打撃は、今では「チームとしての確認事項」のために行うようになり、これらの練習で「鍛える」と言う感覚はなくなっている。
打撃や守備、走塁などの練習は、選手が個別に「レベル」に仕上げてキャンプに来る、のが前提になっている。
そしてキャンプでも選手は、ブルペンや室内練習場、サブグラウンドなどでの個別の練習がメインなのだ。



なぜそうなるかと言うと、主力級の選手は「それぞれ別の目標」があり、コーチやトレーナー、アナリストと別々の練習プランを設けているからだ。
春季キャンプは「鍛える場所」と言うより、相応のレベルに達した選手が集まり、指揮官が、練習試合などを通じて「誰をどのように使うか」を決めるプロセスになっている。
MLBのキャンプは、まさにそれで、キャンプ地に来てから体を絞ったり、本格的なトレーニングをするような選手は、早々に排除される。
中には広島、中日、巨人のように「キャンプで鍛える」伝統があるチームもあるが、選手を長くグラウンドに縛り付けておきたいと言うのは「指揮官の支配欲」みたいになりつつある。
もちろん、個別練習では、ハードな負荷を科したり、激しい筋トレをする選手もいる。「昔に比べて緩くなった」わけではない。
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