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アジアンブリーズは、色川冬馬さんが5年前に作った、主としてアジア圏の選手を対象としたウィンターリーグだ。
そういう意味ではジャパンウィンターリーグの先駆的な存在だ。こちらはアリゾナ周辺で2月から3月にトレーニングと、実戦を行っている。選手はジャパンウィンターリーグと同様、30万円前後の参加料を払って参加する。
純粋に野球をするのが目的で参加する選手もいるが、プロリーグとの契約を目指す選手もいる。
さまざまな選手と対戦する中で、契約を勝ち取る選手もいるのだ。

色川さんは2020年10月にBCリーグ、茨城アストロプラネッツのGMに就任。アジアンブリーズからこのチームと契約する選手も増えた。茨城からはダリエル・アルバレス(ソフトバンク)、セサル・バルガス(オリックス)、アレン・ハンソン(日本ハム)と、外国人選手のNPBへの移籍が相次いだが、これは色川GMの手腕だ。
茨城はもともとNPBへの参入を目指すなど、若い山根将大社長が意欲的だが、色川GMの就任によって、さらに充実したと言えよう。

色川さんは12球団合同トライアウトや独立リーグの試合などでよく顔を合わせる。豊川遼君も運営を手伝っているはずだ。

アジアンブリーズは、茨城と世界をつなぐ窓にもなっているし、外国人選手にとって「チャレンジしがいのある」ウィンターリーグになっているのは間違いない。

しかし、アジアンブリーズは「出世前」の選手が対象で、その契約先も独立リーグやマイナーリーグだった。

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トレバー・バウアーの場合、MLB球団への移籍以外の目的で参加する意味はない。NPB球団なら、DeNAやソフトバンクとは直接交渉が可能なはずだ。

アジアンブリーズは、MLBのチームと対戦できるのが「売り」で、バウアーはそれに着目したのだろう。現地3月10日にアリゾナ州グレンデールで行われるドジャーズのマイナーチームとの対戦に投げる予定だと言う。

当然、MLB関係者が来るだろうから、その前でパフォーマンスを披露したいのだろう。

端的に言えば、バウアーのMLB復帰の道はほぼ完全に閉ざされている。アジアンブリーズは、きわめて細い隙間だが、MLBに向けて空いている唯一の入り口だと言うことだ。
そこまでバウアーは追い詰められている。また、そうまでしてまでバウアーは「MLBに戻りたい」のだと思う。


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