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JBpress
身長トップは229cm!土俵を沸かせた長身力士はなぜ江戸時代に多いのか

面白い記事ではあるが、今、日本のスポーツ界に異常な長身選手は少ないのには、実ははっきりした理由がある。
今年の日本プロ野球の最長身選手は、巨人の秋広優人の2mだ。

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しかし彼は、遺伝と食事やライフスタイルなどによって高身長になっただけだ。佐々木朗希、大谷翔平も同様。今年のプロ野球選手は全部で1033人いるが、このうち99人が190㎝を越えている。
日本人の身長は確実に伸びている。

しかし江戸時代の大相撲にいたような220㎝を超える超巨人は今はいない。スポーツ界だけでなく、日本中探しても40歳以下で、そういう人は皆無だ。

こういう超巨人は、脳下垂体視床下部の異常による病気で生まれる。「巨人症」と言われるものだ。視床下部にできた良性腫瘍が、成長ホルモンの異常分泌を促すのだ。

ジャイアント馬場こと馬場正平もこれだった。読売ジャイアンツに入団後も身長が伸びたが、目が見えにくくなったことから東京大学の脳外科の第一人者、清水健太郎医師の執刀で視床下部の腫瘍を取り除いて、目が見えるようになり、身長も止まったのだ。

この時期から、異常な身長の巨人は「脳下垂体の病気」であることが、明らかになってきた。馬場の時代は開頭手術が必要だったが、技術の進歩によって上唇の筋肉を切断して顔の皮膚をめくりあげ、視床下部の腫瘍を切除することが可能になった。

全く知られていないが、全国の小学校1年時の健康診断で、学校医は子供の顔の特徴、手足の指先などをチェックして「おかしい」と思った子供は血液検査をする。そのうえで「脳下垂体の異常」が見つかった場合は、親に手術することを薦める。
顔の皮膚をめくると言う大手術だから、親は躊躇するが、その時医師は「ジャイアント馬場みたいになってもいいんですか?」という。ほぼすべての親はこれで決心がつくと言う。

私が取材した医師は「日本から、巨人症がなくなったのは馬場さんの功績かもしれないね」と言った。
江戸時代では、当然そういう知識はなかったから、巨人は背が伸び放題だった。また世界にはそうした巨人を未然に医療的に止める処置をしない国も未だにあるから、世界を見渡せばまだ巨人症の巨人はいる。

今の2m超の人は、ただ背が高いだけの健康な人だ。話は非常に簡単なのだ。

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この石造の横綱大砲万右衛門も、巨人症だったと思われる。


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