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シーズン開始に先立って、くふうハヤテ、オイシックス新潟の社長にそれぞれ1時間近く話を聞いた。これはメディアに記事として紹介するつもりだ。
偶然にも両軍ともに「池田社長」だが、とにかく、ものすごく大変な課題を背負っての船出になっている。

オイシックスのほうは、新潟アルビレックスBCが母体だが、昨年まで60数試合だったのが、一気に140試合と倍以上に増えた。そのうち70試合は主催試合となる。
本拠地球場は、ハードオフエコスタジアム、オールスターやDeNA主催のNPB公式戦も行われる一級の球場だが、球場使用料は非常に高い。
オイシックス新潟の事務所もこの球場内にあり、本拠地なのだが、使用料を考えればここだけを使うわけにはいかない。

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他の球場も使いつつ経費を削減しなければならない。しかもイースタン・リーグの他の球団への移動もある。仙台、鎌ヶ谷、所沢、川崎、横浜、浦和、この移動のコストもある。
新潟には陽岱鋼や高山俊などNPBの有名選手もいるが、移動は他の選手と同じバスにするという。
それでも昨年までの予算規模の2億から6億に予算が増えるという。

くふうハヤテは、初めての参入であり、すべて一からの球団づくりだ。私は記者会見からトライアウト、キャンプまで見てきたが、キャンプの中身は「独立リーグ」そのものだった。「ラプソード」などの機器もないし、施設は貧弱だった。
それでも彼らは一生懸命チーム作りをしていた。
本拠地の静岡、清水庵原球場は、清水駅から距離がある。足の便が悪かったが、駐車場を借り受け、シャトルバスも運行することにした。それもすべてコストになる。
ウェスタン・リーグは西は九州筑後、広島、西宮、大阪、名古屋と転戦しなければならない。静岡から筑後までも基本はバスである。この大変さ。

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ちょっと信じられないような「困難」を背負っての船出だ。
弱いからと言って、客が入らないからと言って「なーんだ」と言ってしまったら、日本野球の未来が消えてしまう。
「大事な仲間」として、みんなで盛り立てていくべきだろう。


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