Sapporodome


東洋経済オンラインに「札幌ドームとエスコンフィールド北海道」について書いたのだが、かなり大きくバズっている。
いろんなメディアで散々書かれている内容ではあるが、札幌ドーム問題の背景や、原因などをはっきり提示して、なおかつエスコンフィールド北海道や京セラドーム大阪との「スキームの比較」をしたのが良かったのではないかと思う。

この問題の根底にある、今の人々の思いは、大阪万博に対する不信感、さらには今の自民党政権への不信感に通じるのではないかと思う。

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要するに「あなたたちのためにこういうことをしました」「大丈夫です、しっかり運営しますから」などとさんざん言いながら、ふたを開けてみると政治家や財界の都合で「いいようにしてしまう」、挙句にちょろっと「破綻しそうだからちょっと税金入れますね」とやるような、今の政治、行政の姿が既視感をもって、浮かび上がってくるのだ。

民間であれば、赤字になり、債務超過になれば、会社はなくなって、経営者は破産するし、社員は路頭に迷う。だからみんな必死でがんばるのだが、行政は、赤字になろうと、経営破綻しようと、平気なのだ。馬鹿な経営をした連中も本庁に戻れば、給与は保証され、定年まで勤めあげれば退職金もある。年金も満額でる。しかも嘱託など次の働き先もあっせんしてもらえる。

この不公平感、理不尽さに人々は憤っているのだ。

ちゃんとマネジメントすれば、しっかし利益が出るのは、日本ハムファイターズの今の姿を見ればわかるわけで、行政にそれができないのは「無能」なのか「無責任」「不誠実」なのかということになる。

日本の「役所」「行政宿院」が本質的に持つ「欠陥」がここに浮き彫りになっている。


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