
最近のいろいろな事件は「初動の間違い」で複雑化することが多いが、水原一平の問題も、その一例になるようだ。
事の発端は、3月18日、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーが大谷翔平の身辺で何らかの「捜査」が行われていることを知ったことから始まる。
19日にはESPNもこのことを察知、大谷の代理人、ネズ・バレロに連絡をする。しかしバレロは何も答えなかった。
その後大谷の危機担当広報がESPNに連絡、ドジャースの広報はまだ雇用されたばかりなので事情が呑み込めず、至急に情報収集すると返答。
その後、件の広報はESPNに対し「大谷が水原の借金を肩代わりした」と話した。また、バレロに対して大谷は「水原の借金を50万ドルずつ負担した」と説明した。
20日、広報がESPNに借金総額は450万ドル(約6億7500万円)だと話した。
ESPN側が水原に話を聞きたいと言ったので、広報は水原をESPNと引き合わせた。水原はここまでの経緯を説明した。
ドジャーズ、パドレスの開幕戦が行われる。
試合後、水原がチームミーティングで、同様の説明をして謝罪。大谷は事態が理解できず、ホテルに帰ってから別の通訳に話を聞く。
このタイミングで、大谷の広報がESPNに記事を乗せないように依頼する。
ここから「大谷は何も知らなかった」「金は水原によって盗まれた」というストーリーが、ドジャース、大谷サイドから発せられるようになった。
21日、ドジャースが水原一平を解雇。
ESPNが水原に再び電話で接触。水原は今度は「ウソをついていた。大谷は何も知らなかった」と話した。
さらに、大谷の広報がESPNに「大谷は水原氏に情報をコントロールされており、ミーティングで事態を初めて知った」と話した。
この経緯を見れば、大谷が水原の賭博の借金を、それと知ったうえで肩代わりをしたのは間違いないところだ。しかしそれでは大谷がこの犯罪に巻き込まれてしまうと危惧したドジャース、大谷サイドが必死に巻き返そうとしたわけだ。
ポイントは着任したばかりの大谷の危機担当広報が、事態を十分に把握することなくESPNに水原を引き合わせたことだ。その後ドジャース、大谷サイドは必死に「初報は水原が嘘をついていた」と説明し、水原自身も大谷を巻き込みたくないから同調した。
しかしESPN側が大谷やドジャースに一切忖度することなく、報道したことで、事態はこじれることになった。
恐らく大谷自身は、この事件にまつわるチーム側の画策には一切かかわっていなかっただろう。シーズン開幕で、試合に集中したいところだったから。
しかしドジャース、大谷サイドの極めてまずい対応によって、大谷翔平本人が事の顛末を説明することになった。
明日の会見は、彼の「良心」そして「聡明さ」が問われることになる。「正直」に勝る強さはないだろう。
もつれた話を整合させる役割は、大谷翔平自身にゆだねられることになりそうだ。
大谷翔平は記者会見で「自分自身を救う」ことになる

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!

https://amzn.to/47hJdhC
年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

19日にはESPNもこのことを察知、大谷の代理人、ネズ・バレロに連絡をする。しかしバレロは何も答えなかった。
その後大谷の危機担当広報がESPNに連絡、ドジャースの広報はまだ雇用されたばかりなので事情が呑み込めず、至急に情報収集すると返答。
その後、件の広報はESPNに対し「大谷が水原の借金を肩代わりした」と話した。また、バレロに対して大谷は「水原の借金を50万ドルずつ負担した」と説明した。
20日、広報がESPNに借金総額は450万ドル(約6億7500万円)だと話した。
ESPN側が水原に話を聞きたいと言ったので、広報は水原をESPNと引き合わせた。水原はここまでの経緯を説明した。
ドジャーズ、パドレスの開幕戦が行われる。
試合後、水原がチームミーティングで、同様の説明をして謝罪。大谷は事態が理解できず、ホテルに帰ってから別の通訳に話を聞く。
このタイミングで、大谷の広報がESPNに記事を乗せないように依頼する。
ここから「大谷は何も知らなかった」「金は水原によって盗まれた」というストーリーが、ドジャース、大谷サイドから発せられるようになった。
21日、ドジャースが水原一平を解雇。
ESPNが水原に再び電話で接触。水原は今度は「ウソをついていた。大谷は何も知らなかった」と話した。
さらに、大谷の広報がESPNに「大谷は水原氏に情報をコントロールされており、ミーティングで事態を初めて知った」と話した。
この経緯を見れば、大谷が水原の賭博の借金を、それと知ったうえで肩代わりをしたのは間違いないところだ。しかしそれでは大谷がこの犯罪に巻き込まれてしまうと危惧したドジャース、大谷サイドが必死に巻き返そうとしたわけだ。
ポイントは着任したばかりの大谷の危機担当広報が、事態を十分に把握することなくESPNに水原を引き合わせたことだ。その後ドジャース、大谷サイドは必死に「初報は水原が嘘をついていた」と説明し、水原自身も大谷を巻き込みたくないから同調した。
しかしESPN側が大谷やドジャースに一切忖度することなく、報道したことで、事態はこじれることになった。
恐らく大谷自身は、この事件にまつわるチーム側の画策には一切かかわっていなかっただろう。シーズン開幕で、試合に集中したいところだったから。
しかしドジャース、大谷サイドの極めてまずい対応によって、大谷翔平本人が事の顛末を説明することになった。
明日の会見は、彼の「良心」そして「聡明さ」が問われることになる。「正直」に勝る強さはないだろう。
もつれた話を整合させる役割は、大谷翔平自身にゆだねられることになりそうだ。
大谷翔平は記者会見で「自分自身を救う」ことになる

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!

https://amzn.to/47hJdhC
年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

コメント
コメント一覧
かわいそうだよね。
自分は肩代わりの話は虚偽だと思うグループです。色々情報収集しての結論です。横領や窃盗はたいていこそこそと小刻みにやるものでしょうし、出入金を任せられていた範囲で無断で9回送金したと考えます。北海道出身とは言えほとんどアメリカ人で、アメリカの複雑な仕組みや英語を解する水原氏だからこそできたことだと。信頼するパートナーの窮地を救うつもりなら、きっかり7500万円ずつちまちま大谷さんが肩代わりするとは思えません。一気に払うでしょう。そんな考えに立っていたので、今回の広尾さんの記事にある「大谷がバレロに肩代わりをしたと話した」の一文に衝撃を覚えました。これはあくまで広報の話という理解でいいのでしょうか。よろしければ教えてください。
全て報道に出ている話です。
ありがとうございます。
心して明日の説明を聞きたいと思います。
友を想う情が仇となり、大谷の財産狙いで胴元が2人のスキをついたかと思うと悔しさ憤りが増してきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4604fc45d476a51fba0de48906e0553340f695f1
これを見ると危機管理広報は、初期動作としてあろうことか水原氏本人に聞いてしまっていて、水原氏が自身に都合良く「大谷の言葉だ」と言った線が強いのでは、、と思っています。で、これを日本のメディアが孫引きするかたちで、誤解が広がっている。
上記記事の
・ただ、大谷がバレロ代理人と水原氏経由で話したのかどうか。担当広報はその点を明確にしていない。
がポイントでは、と思います。この後いろいろと明らかになるでしょう。いずれにせよ危機管理広報は新人だったらしいですが、この人は適正なしに思えます。
借金肩代わり説を信じてる方は少数派ながらおりますが
”間違いない“という強い言葉を使ってるのは一部のアンチ大谷派と陰謀論者とあなただけですね。
水原一平氏が今後司法の場で有罪判決を下されてもまだ同じことを仰るつもりでしょうか?
大谷サイドに名誉毀損で起訴されなければいいですね。
起訴→告訴
あなただけ、名誉棄損 小学生か(笑)
勉強できなかっただろうなあ
名誉棄損で訴えてやるから、名を名乗れ