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大谷翔平は「英語だけでなく、スペイン語もわかるんだ」とか「本当は通訳なんかいらないんだ」と言う話が流布していたが、それ、オーバーな話だったのだろう。
だから水原一平が、3月20日にクラブハウスで衝撃の発表をした時にも、一人だけ事態がわからなかった。あとでホテルで水原から(アイアトンから?)事情説明を日本語で受けたと言う。

水原は大谷が「英語を十分に理解しない」ことで、信頼を得たが、その信頼を後ろ盾に「ギャンブル」に手を染めたと言うことも言えよう。

野茂英雄、松井秀喜、イチロー、ダルビッシュ、田中将大のように永年MLBでプレーした選手たちも、メディアの前で英語で話すことはない。MLB選手と冗談を言い合うことはあるが、公式コメントを英語ですることはなかった。

結局、MLBに移籍する大物日本人選手は、通訳がいるのが前提であって、その分、オブラートに包まれたようにして現役生活をおくるのではないか。
ある意味で「お客さん」のまま、MLBでプレーすると言っても良い。

それによってストレスなくプレーできるかもしれないが、本当の意味でのメジャーリーガーになることができるのかどうか。

今日、モーニングショーに小島克典さんが出ていた。10年程前に一緒に仕事をしていた人だが、日大三の野球部出身で、NPB球団の勤務歴もあり、機転が利いて、日米の野球界にも精通していた。こういう人がいるのだ。

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マック鈴木さんに昨年11月にインタビューしたが、彼の場合、兵庫県でやんちゃをした挙句に父親にアメリカに放り出され、言葉も生活もわからない中で、マイナー球団のアシスタントになり、そこからメジャーまで這い上がった。
「親には感謝している」と語ったが、壮絶な経験だったわけだ。

日本人がMLBでさらに活躍するには「お客さん」の身分ではなく、アメリカで「生活」「文化」も含めてそれを受容し、理解して、その上でメジャーリーガーになる必要があるのではないか。

大谷のトラブルを見て、そう思った。


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