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昨日の記者会見が、何か「すっきり」した印象だったのは、大谷が意味もなく謝らなかったからではないか。
例えば、日本であれば、こうした記者会見では、冒頭で
「この度はお騒がせしまして、申し訳ありません」
とか
「皆様にご迷惑をおかけしまして、お詫びいたします」
から始まりそうなものだが、大谷翔平は謝らなかった。
そして、自分の立場、この事件に対する認識を、率直に、そのまま述べただけだった。

恐らく、彼の弁護士や代理人が「謝罪してはいけない」と言ったのだろう。

日本的な危機管理では「とりあえず謝る」ことが常套手段になっている。
世間に対して下手に出て、頭を低くして「とにかく穏便に」と言う姿勢をとるものだとされるが、訴訟大国のアメリカでは、具体的な非もないのに謝るのは、不利な心象を与えるので、やってはいけないのだろう。

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しかし大谷は「自分が被害者だ」ということをことさら強調したわけでもなかった。事実関係を淡々と伝えた。その姿勢は冷静沈着だった。
「ショックと言う言葉で表せない衝撃だった」とは言ったが、普通のトーンで。言葉づかいも荒くはなかった。

彼は「今、どういうふるまいをすべきか」がしっかりわかっていたのだろう。もちろん、弁護士など専門家のアドバイスはあっただろうが、その堂々とした態度で、一定の支持を得ることができたのだ。

いろんな記者会見で日本では、必要もないのに「お騒がせしました」「ご迷惑をおかけしました」と言うのを嫌と言うほど耳にするが、そういう人は「本当のことを言う気はさらさらなくて、とにかく降りかかった火の粉を払いたい」と思っているだけのように思える。

その点でも大谷の会見は良かったと思う。


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