
NHKニュースのトップで連日報じられている小林製薬は、私がデザイン会社に勤めていた時のメインクライアントの一つだった。
私はもう一つのメインクライアントの白鶴酒造の担当だったが、小林製薬の仕事も少しはした。「サニボン泡パワー」という商品のネーミングは、たぶん私である。
薬問屋の町として有名な、大阪の道修町にビルがあって、仲間は毎日のように出かけていた。動静版には「KB」とか「コバヤク」とか書いていたものだ。
商品アイテム数が多いうえに、次から次へと新商品を作るから、デザイン会社には素晴らしいクライアントだった。商品デザインからPOPなど、一つの商品に関連するデザインを丸ごと受注する。
さらに、デザインシステムのようなものも受注していたと思う。
私が勤めた会社の社長は、先代社長とはおそらくJCで知り合ったようで、年齢も近く友人だった。行きつけの寿司屋があって、私など若輩も社長に連れて行ってもらってが、そのあと若手だけでこっそり言ったら、うちの社長と小林の社長がいて、ビビりまくったこともある。
バブルのころに、小林製薬はどんどん大きくなった。そしてカイロの桐灰化学とか梅の梅丹本舗なども傘下に収めた。
薬事法で規制されるような難しい製品は少なく、サニタリー商品や医薬部外品がメインで、花王あたりがライバルだった。
そのうち健康食品の分野が急速に増えてメインになっていったと思う。
今の社長になってから、 -あったらいいなをカタチにする-をスローガンにしたが、以後も新商品の開発で伸びてきたのだ。
今回の紅麹の被害は、直接の商品だけでなく原料にまで及んでいる。5人も死んでいる。コバヤクだけでなく紅麹の販売先まで含めれば、恐ろしいような被害になり、賠償額も相当なものになるだろう。
昔、雪印乳業が食中毒事件を起こして廃業、解散に追い込まれたが、同様の規模の被害に発展するのではないか。
社風は「イケイケどんどん」ではなく、穏やかで、社員もそんなにハードワークではなかったように思う。そんなに無茶をする会社ではないのだが、まさに青天の霹靂でこんなことになっている。
何が起こるかわからない世の中だとしみじみ思う。

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さらに、デザインシステムのようなものも受注していたと思う。
私が勤めた会社の社長は、先代社長とはおそらくJCで知り合ったようで、年齢も近く友人だった。行きつけの寿司屋があって、私など若輩も社長に連れて行ってもらってが、そのあと若手だけでこっそり言ったら、うちの社長と小林の社長がいて、ビビりまくったこともある。
バブルのころに、小林製薬はどんどん大きくなった。そしてカイロの桐灰化学とか梅の梅丹本舗なども傘下に収めた。
薬事法で規制されるような難しい製品は少なく、サニタリー商品や医薬部外品がメインで、花王あたりがライバルだった。
そのうち健康食品の分野が急速に増えてメインになっていったと思う。
今の社長になってから、 -あったらいいなをカタチにする-をスローガンにしたが、以後も新商品の開発で伸びてきたのだ。
今回の紅麹の被害は、直接の商品だけでなく原料にまで及んでいる。5人も死んでいる。コバヤクだけでなく紅麹の販売先まで含めれば、恐ろしいような被害になり、賠償額も相当なものになるだろう。
昔、雪印乳業が食中毒事件を起こして廃業、解散に追い込まれたが、同様の規模の被害に発展するのではないか。
社風は「イケイケどんどん」ではなく、穏やかで、社員もそんなにハードワークではなかったように思う。そんなに無茶をする会社ではないのだが、まさに青天の霹靂でこんなことになっている。
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コメント
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https://youtu.be/yX4F_ctYN9M
youtube動画なのでおもしろおかしく盛って話をしている前提ですが、
3分10あたりから「メチャクチャ体育会系」「イケイケドンドン」
出入りしていたころとは社風が違っているのではないでしょうか。広尾さんがおっしゃるように新製品の数で勝負とも言っています。
私の勤める会社にも協業の話がきまして、しばらく反応ないなと思ったら担当者変わりましたが数回ありました。
想像でしかないですが退職されたのかなと思いました。
こんなに大事を起こすとは思っていなかったですが、今思えばやらかしそうなスピード感や危うさ。
今回、事が起きたことはそんなに意外ではないです。遂におきたか・・・的な。
こんなに大事になったのは驚きました。
たった一つの事例で決めつけるのは、軽率でしょう。