
昨日のロッキーズ戦の今永昇太の投球は、前日の山本由伸を上回るものだった。
山本の場合、カーブという意表を突く球を駆使した「配球の妙」があったが、今永の場合、たいして早くもない4シームに、ロッキーズ打線は歯が立たなかった。
昨日の投球

立ち上がり、ブラックモンには4シームを投げ続けて中飛。
ロジャースには4シームを見せつけて、スプリットで空振り三振。MLBではスプリットと判断されているが、NPBではチェンジアップとされていた球種だ。今永の場合、4シーム、横にすべるスライダー=スイーパーと、それよりもやや遅いチェンジアップ=スプリットという組み立てだ。
ジョーンズはスイーパーを見せつけて遊飛。
圧巻は2回、先頭4番ブライアントが三塁モレルの失策で出塁すると、5番マクマホンはファウルで粘る。今永はこの間、4シームを投げ続けるが、マクマホンは芯でとらえることができず。13球目のスプリットで空振り三振。
以後も4シームを軸に打者を退けていく。「わかっていても打てない」ボールになった。
昨年、私はDeNAのアナリストに取材をしたが
「今永はセ・リーグのトップのクローザーぐらいの奪三振能力とかファールを取る能力を持った投手」
と言っていた。その能力がいかんなく発揮されたといえよう。
5回まで失策の走者一人だけ。6回はやや緊張感があったが、2死からブラックモン、ロジャースに連打される。2人とも4シーム以外の球を打った。
しかし最後のジョーンズはファウルチップで三振。
今永の4シームもいずれ攻略されるだろうが、しばらくは圧倒的な武器になるだろう。

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ジョーンズはスイーパーを見せつけて遊飛。
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以後も4シームを軸に打者を退けていく。「わかっていても打てない」ボールになった。
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