Mannami-小


この記録は、少し前までT-岡田で12人目みたいな表現をしていたが、当サイトの共同運営者、たばともがデータを掘り起こした。
緊急投稿・全打順本塁打達成者はまだいる

それ以前の6人が明らかになった。

たばともは、1989年以前の6人を掘り起こしたわけだ。
さらに、たばともの解釈では代打出場での本塁打は認めていないので、1番ながら代打で1本打っていた栗橋茂は含まれていなかった。

栗橋茂、全本塁打一覧|本塁打大全

それも含めると23人が全打順本塁打を記録している。

全打順




この記録は、1974年以前は達成が極めて難しい記録だった。
DH制が導入される以前は、9番は投手の打順だったからだ。しかしDH制が導入された1975年以降は、パ・リーグでは野手が9番で出場することが多くなり、難易度が下がった。
当然ながら、達成者のほとんどはパ・リーグの選手だ。

大昔は早い時期での達成もあったが、近年はキャリア10年以上のベテランが達成することが多かった。そんな中で万波の6年目、23歳はかなり早い記録だ。
万波の年度別、打順別本塁打。

万波


彼は栗山英樹監督時代は一軍での起用が少なかったが、新庄剛志監督になって抜擢された。
2022年1年だけで、3,4番を除く全打順で本塁打を打っている。
超猫の目打線の新庄監督らしい起用法だが、2023年に4番で5本打って、今年は「3番リーチ」になっていた。で、今年はずっと3番で起用されたから、達成は時間の問題になっていた。

ユーティリティプレイヤーが多いが、若いころから将来を嘱望されている打者が、本塁打を打ちながらだんだんに中軸に近づいていく過程で達成するというのも多い。

万波はMLBに行ってもおかしくないポテンシャルの持ち主だ。彼にとっては小さな記録だろう。

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