
筒香嘉智が気の毒だったのは、新型コロナのパンデミックが始まったその年にMLBに移籍したことではあっただろう。
この年のMLBは7月23日まで開幕しなかった。無観客で、わずか60試合しか行われなかった。
筒香はタンパベイ・レイズに入団、8本塁打、24打点はチーム2位、四球26はリーグ1位だったのだが、8月に打率.170と不振に陥ったことが大きかった。
162試合あれば、試合数を重ねてリカバリーする時間があったはずだが。60試合のショートシーズンでは筒香は見切られてしまった。レイズはア・リーグ東地区で優勝している。打てなくなった「新外国人」を使い続けることはできなかった。
予想されていたことだが、筒香はK/BBの比率が高いパワーピッチャーは.158、0本塁打と全く打てなかった。平均以下の投手にしか対応できなかったのだ。
2年目には筒香の「打撃の傾向」が読まれて、長打はさらに減った。
筒香の場合「守備」の評価がゼロに等しい。NPBでは左翼を守ることが多かったが、MLBでは一塁、三塁も守ったが、守備範囲は狭く肩も弱かった。

2年目の途中に移籍したパイレーツは解体モードで、筒香は比較的辛抱強く使われたが、好成績とまでは言えなかった。
筒香は32歳になる。筒香がいなかった4年間、実はNPBもかなり変わってきている。
一つはパワーピッチャーが増えたこと。若手を中心に先発投手の球速は上がっている。また変化球の質も上がっている。打者はそれに対応するため、パワーアップしようとしている。
筒香は「技術」で成績を上げようとしたが、NPBはMLBの影響を受けて「力とスピード」の方向に舵を切りつつある。
全盛期を過ぎた筒香が、活躍できるかどうかはわからない。ましてや「ダメならすぐにとっかえる」巨人である。MLB同様、筒香が適応するまで待ってくれるかどうかはおぼつかないところだ。
今年の成績に注目したい。
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予想されていたことだが、筒香はK/BBの比率が高いパワーピッチャーは.158、0本塁打と全く打てなかった。平均以下の投手にしか対応できなかったのだ。
2年目には筒香の「打撃の傾向」が読まれて、長打はさらに減った。
筒香の場合「守備」の評価がゼロに等しい。NPBでは左翼を守ることが多かったが、MLBでは一塁、三塁も守ったが、守備範囲は狭く肩も弱かった。

2年目の途中に移籍したパイレーツは解体モードで、筒香は比較的辛抱強く使われたが、好成績とまでは言えなかった。
筒香は32歳になる。筒香がいなかった4年間、実はNPBもかなり変わってきている。
一つはパワーピッチャーが増えたこと。若手を中心に先発投手の球速は上がっている。また変化球の質も上がっている。打者はそれに対応するため、パワーアップしようとしている。
筒香は「技術」で成績を上げようとしたが、NPBはMLBの影響を受けて「力とスピード」の方向に舵を切りつつある。
全盛期を過ぎた筒香が、活躍できるかどうかはわからない。ましてや「ダメならすぐにとっかえる」巨人である。MLB同様、筒香が適応するまで待ってくれるかどうかはおぼつかないところだ。
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