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J-Cast
「Who is he」「賭博の選手でしょう」 米在住の松居一代が独自調査、大谷翔平の知名度はこんなに低い?

松居一代という人は伊丹十三の「マルサの女」でラブホテル経営者の愛人を演じてから知られるようになったと記憶する。
税逃れのために下着姿でマンションの外壁をよじ登るシーンが強烈だったが、結局、実際のこの人も「そういう人」だったという印象だ。
船越英一郎と泥仕合を演じて離婚してからアメリカにわたって蓄財しているようだが、上昇志向は猛烈に強そうだが、あんまり賢い人ではないという印象だ。

大谷翔平の話にいっちょかみしたくて、周辺にいるニューヨーカーに「大谷知ってる?」と聞いてだれも知らなかった、と鬼の首取ったように言っているわけだ。

ただ、この話からは「MLB」と「大谷翔平」を巡る「アメリカ」の空気間の一端が見えてくる。

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まず「MLB」は「全米一人気のあるスポーツ」では全くない。せいぜいNFL、MBAに次ぐ「3番目」のプロスポーツというところか。
日本で言えば「NPB」「Jリーグ」に次ぐ「大相撲」か「Bリーグ」と言う感じだろうか?
みんなが打てば響くように反応する人気スポーツではない、ということだ。

例えば、大相撲の若手スターの琴ノ若や大乃里を道行く人がみんな知っているとは言えないのと同様、野球に全く興味がない人は、大谷翔平のことは知らない。
野球と言うスポーツが「ナショナルパスタイム」だった時代は、もう半世紀も前のことで、今は「北米四大スポーツ」でも、3番目、劣勢なのだ。Old Ball Gameと言われる通り、年寄りが好きなスポーツで、その点では「大相撲」に近いか。

そしてアメリカには「全国民が見る」ような地上波放送は存在しない。サブスクで視聴するネットテレビやケーブルテレビが主流で、人々の趣味、嗜好はセグメンテーションされている。

だからこそ、トランプのおかしな話を心の底から信じるような頭の弱い人が大量に存在することになるのだが、同じアメリカ人でも「考え方」「趣味」「嗜好」が全くわかれているのだ。

このために「Ohtani Who?」という人がたくさんいるわけだが、一方で猛烈に「野球好き」な人もたくさんいる。彼らにとっては大谷翔平は「アイドル」であり「スターだ」ということだ。

日本のように猫も杓子も「一億総大谷ファン」みたいなことにならないのが、アメリカと言う国なのだろう。
そのことは認識しておくべきだ。


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