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日テレ
大谷翔平 MLB独走12長打も…曇る『得点圏打率.077』 MVPトリオ他の2人は4割前後
大谷翔平の得点圏打率(RISP)が、13打数1安打、.077と低いことが問題だ、と言っている。
私は以前から得点圏打率は、打者の勝負強さを表す指標ではないと思っている。

そもそも「打率」が、打者の能力というより「たまたま打った打球が野手のいないところに落ちる確率」という部分がある。セイバー的にはほとんど評価されていない。
マイク・トラウトは3回MVPになっているが、うち2回は打率2割台だったのだ。

得点圏打率は、2塁、3塁に走者がいる時(RISP=Runners In Scoring Positio)の打率ということになる。
大谷のキャリアでの打撃成績とRISPの比較をしてみよう。RISP/Totalは、得点圏での打席数、本塁打数、打率の全体に占める比率だ。

Ohtani-RISP




まず今季の大谷は2番で固定されているため、RISPの機会そのものがやや少ないことがわかる。全打数の22%しかRISPがない。そんな中で、今年は1安打しかしていないが、そもそもサンプル数が少ないといえよう。

大谷の通算打率は.276だがRISPでは.291とやや高いものの、各年で見ていくと高い年も低い年もありまちまちなのだ。

ちなみに今年、大谷は走者一塁では打率.381と非常に高い数字を残しているが、走者一塁での通算打率は.273とトータルよりも低い。

この数字は「勝負強さ」とか「何かの傾向」を表すのではなく、たまたまそうなったというだけだろう。

クラッチヒッター、勝負強い打者とは「RISPで良く打つ打者」ということではなく、トータルで長打がよく出て貢献度が高いということではないか。

大谷翔平の得点圏打率は、RISPで打席に立つ機会が増えるとともに、間違いなく上昇していく。
対照的に、今、ムーキー・ベッツの得点圏打率は.429(7打数3安打)、フレディ・フリーマンは.368(19打数7安打)だが、この数字はトータルの打率前後に落ち着くことだろう。

気にすべき数字では全くない。

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