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日刊スポーツ
元巨人ドラ1松本竜也容疑者を逮捕、清掃受託住宅で腕時計2個窃盗か 15年野球賭博関与で追放
昨日も伊原と言う元オリックスの選手の「ひったくり事件」について報じられたが、伊原と今回の松本竜也では、おかれている環境がかなり異なる。

伊原は単に実力、努力が足りなくて、あるいは故障によって野球界を離れただけだが、松本は「野球賭博」という、プロ野球界では最悪の犯罪に関与して、2016年「失格選手」になった。事実上の永久追放で、球団を退団しただけでなく、NPBに関連するあらゆる業務に就くことができなくなった。球場で野球を観戦することさえ許されない。野球界から完全に放逐されたのだ。

松本竜也は香川県の英明高校から2011年、ドラフト1位で巨人に入団。この高校では初めてのプロ野球選手だ。190㎝の長身左腕で将来を嘱望されたが、脇腹の故障などで一軍では投げず。
二軍でくすぶっているうちに、野球賭博に関与するようになった。主犯格は同僚の笠原将生で、松本は賭博に参加しただけだが、野球界では野球賭博に関与すれば、問答無用で追放される。

プロ野球界を追われた松本は、恐らくプロだけでなく「野球」と名の付く職業に就くことはできない。アマチュア球界も、独立リーグも、プロ野球界とは良好な関係を維持している。プロ野球を「出禁」になった人物を雇用したり、指導者として招くことはあり得ない。

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同じ境遇になった笠原将生はYouTubeで野球関連の情報を発信し、野球界のOBのYouTubeにも出たりしているが、恐らくそれが限界で、NPBが処分を解除しない限り「野球で生きていく」道は完全に断たれている。

それは福田聡志も同様だ。唯一、謝罪をして復帰を許された高木京介は昨年限りで引退して巨人の職員になったが、笠原、福田、松本は「追放された」身分のままだ。

松本は故郷に帰ったようだが、故郷の英雄として送り出されたはずが、こういう帰郷をしては、風当たりは強いはずだ。
松本が伝統校の出身で、まともな教育を受けていたなら、先輩、OBの引き立てもあっただろう。
事実、星稜高校出身の高木京介は、大先輩の松井秀喜に諭され、再起することができた。

しかし松本は極めて孤独だったはずだ。清掃業として他人の家に入り、時計を盗んだと言う行動からも孤独の影がうかがえる。

「自業自得」ではあるが「野球界の孤児」のようになった松本は、今後、どんな人生を歩むのかとも思う。
「野球賭博にちょっとでも関与すれば、こんな末路が待っている」と言う見せしめとしては良いが、あまりにも救いがないという気もしている。



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