
JリーグとNPBの「観客動員」と言う1点に絞って、二つのグラフを紹介する。
NPBが観客動員を「実数発表」した2005年以降の数字である。
まず「プロ野球に来たお客」と「Jリーグに来たお客」の総数の比較。
セ・パ両リーグのペナントレースに来たお客と、J1~J3の公式戦に来たお客の「総数」の比較である。

2005年時点で1990万台だったNPBの観客動員はじわじわと増えて、2017年には2500万人を超えた。そして2019年には2653万人までいく。
Jリーグは2005年時点ではJ1とJ2だったが、J1が540万人台、J2が197.5万人で合計742万人だった。
しかし、ここから増減を繰り返し、2013年には835万人になり、2014年J3が加わると初めて900万人台になる。
しかしNPBとの比較で言えば、ずっと37%程度だった。試合数は2013年の768試合から2014年には1040試合になり、864試合のNPBよりも多くなったのだが、観客動員はそこまで伸びることがなかった。J3はすそ野であり、観客動員には寄与しなかったのだ。
コロナ禍では、野球もサッカーも大打撃を受けたが、そこから立ち直る過程で、2023年、初めてNPBの観客動員に対するJリーグの動員数が40%を超えたところだ。
では「1試合当たりの動員数」はどうなのか?NPBとJ1の1試合当たりの動員数を比較しよう。J2、J3はNPBに匹敵するプロリーグとは言えないので、入れなかった。

2005年の段階ではNPBが2.35万人に対してJ1は1.78万人。約75%の動員だった。しかしNPBがその後2.5万人を超えて3万人と動員を減らす中、J1は伸び悩み1.7万人台が長く続く。NPB対比では60%台前半が長く続いた。
しかし2019年、NPBが初めて3万人の大台を超した年にJリーグも初めて2万人を超した。比率も67%に。
コロナ禍の低迷を経て、2023年NPBは2.92万人まで伸びたが、Jリーグは1.89万人。比率は65%。
端的に言えば観客動員が急増しているNPBに比較して、Jリーグの客数は伸び悩んでいると言う印象だ。
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Jリーグは2005年時点ではJ1とJ2だったが、J1が540万人台、J2が197.5万人で合計742万人だった。
しかし、ここから増減を繰り返し、2013年には835万人になり、2014年J3が加わると初めて900万人台になる。
しかしNPBとの比較で言えば、ずっと37%程度だった。試合数は2013年の768試合から2014年には1040試合になり、864試合のNPBよりも多くなったのだが、観客動員はそこまで伸びることがなかった。J3はすそ野であり、観客動員には寄与しなかったのだ。
コロナ禍では、野球もサッカーも大打撃を受けたが、そこから立ち直る過程で、2023年、初めてNPBの観客動員に対するJリーグの動員数が40%を超えたところだ。
では「1試合当たりの動員数」はどうなのか?NPBとJ1の1試合当たりの動員数を比較しよう。J2、J3はNPBに匹敵するプロリーグとは言えないので、入れなかった。

2005年の段階ではNPBが2.35万人に対してJ1は1.78万人。約75%の動員だった。しかしNPBがその後2.5万人を超えて3万人と動員を減らす中、J1は伸び悩み1.7万人台が長く続く。NPB対比では60%台前半が長く続いた。
しかし2019年、NPBが初めて3万人の大台を超した年にJリーグも初めて2万人を超した。比率も67%に。
コロナ禍の低迷を経て、2023年NPBは2.92万人まで伸びたが、Jリーグは1.89万人。比率は65%。
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Jリーグクラブはホームタウンと強調しながら歩む戦略ですが、ホームタウンの経済が疲弊してしまうとNPBのチームのような大きな手が打てなくなるんだなという印象です。