大谷翔平の月別打撃成績 : 野球の記録で話したい

6月は、大谷翔平にとって「当たり月」ではあるが、今のところ、それほど打撃成績は良くない。
大谷は月次にすると、どれくらいの打撃成績を残しているのか、月別成績を調べてみた。

開幕から６月まで

2019年の大谷はトミー・ジョン手術明けで開幕にはいなかった。また2020年はコロナのパンデミックのため、開幕が7月になっている。MLBへきて7年、いろいろなことがあったのだ。

大谷は3，4月で3割近い打率を残しOPSも.929、スロースターターではない。ただ例年は5月に一度落ち込む傾向があったのが、今季は好調を維持した。

そして6月は例年、大谷の季節であり、昨年などは月間15本というものすごい本塁打の量産をした。
今季は今のところぱっとしないが、昨年も6月8日時点では1本だった。これから上向く可能性はあろう。
今の大谷は早打ちが目立っている。好球必打はいいが、やや打ち気に逸っている。一緒に調子を上げてきたムーキー・ベッツも落ち込んでいるので、余計に気負っているのかもしれない。

7月からシーズン終了まで

強打者は「深刻すぎるスランプがない」ことが求められるが、オールスターブレークをはさむ7月に少し成績が下がるが、シーズン終幕まで大きな落ち込みがなく、成績を維持している。

前にも言ったが、私は何が何でも打撃タイトルを、とは思っていない。それよりも大事なのは、シーズン終盤までケガやアクシデントなくプレーをして、リーグのトップ5に入るくらいの成績を残すことだ。

今季は水原一平ショックというあり得ない事件に巻き込まれた大谷だ。来季に向けて今の数字を維持できれば、御の字ではないか。

今季は打率.310、35本塁打、100打点、35盗塁。30ｰ30とトリプル3を達成すると言う感じだろうか？

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