bfb8d8ee-s


中日のビシエドは、2016年以来、中日の絶対的な中軸打者だった。
8年目の今季、958試合で3524打数1012安打139本塁打549打点、打率.287を記録、首位打者も1回取っている。
貧打の中日にあっては、唯一計算できる選手だったはずだ。それだけでなく一塁守備も優秀で2020年、21年にはゴールデングラブも獲得している。

IMG_2138




成績が急落したのは立浪和義監督になった昨年からだ。立浪監督は、結果が出ないとすぐに選手を下げたがる。それだけでなく選手の好き嫌いが激しく、レギュラー陣でも京田陽太や阿部寿樹なども放出した。
しかしそれに代わるレギュラーを固定できたわけではない。

外国人選手もいろいろとってきているが、ほとんど活躍していない。そんな中でビシエドは長く塩漬けにされていた。
ビシエドは昨年オフにFA権を獲得している。NPBで移籍することになっても、外国人枠から外れるので、他球団は枠を気にすることなく獲得が可能だ。

交流戦の最終週に当たって、立浪監督はビシエドを再び登録抹消にした。

「ビシエド選手のホームランで勝った試合(6日のソフトバンク戦)もありましたが、一塁、三塁とかぶっているポジションが増えている。投手を上げないといけなかったので」

被っている選手がいるなら、ビシエド以外の選手を落とすべきだろう。一番実績のある選手を落とす意味が分からない。
成績が上がっていないと言うが、打撃タイトルまで取った大物を、故障もしていないのに20打席ほどで落とすのは愚かとしか言いようがない。

ビシエドはドラゴンズに対する愛着が深いとされるが、立浪はそういうことを「意気に感じる」指揮官ではない。
7月末のトレード期限までに、移籍すべきだろう。球団側も、それを妨害すべきではない。
ビシエドは、水さえ入れ替えてやれば、また元気に泳ぎ出すはずだ。そのポテンシャルはあると思う。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!

81iaVJGAvhL._SL1500_


https://amzn.to/47hJdhC

年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

NOWAR