
スポニチ
名手で鳴らした元西武監督・辻発彦氏が今うまいと思う現役内野手を実名告白「僕が好きなのは…」
球場で選手の写真を撮る。佐々木朗希の例でも分かるように、写真に押さえておくとフォームの変化などがはっきりわかる。頓宮が昨年から山川穂高そっくりの足の運びになったこと、そして今年はその動きが大きくなったことなど、ポイントポイントでいろんな情報を知ることができる。ま、というよりそれが趣味みたいになってもいるのだが。
しかし一人でとることができるのは投、打だけと言ってよい。野手の守備や走塁は、どこに球が飛ぶかその瞬間までわからないから、まず撮影できない。
しかし選手の個性が一番出るのは「守備」だ。特に遊撃手。打球処理のスタイルがこんなに多彩なポジションはないだろう。
辻発彦は紅林の守備を褒めているが、彼は体が大きく手足が長いので、体をぐんと伸ばしてボールを抑え、スナップスローで送球する。スケール感がある

ダイナミックなのだが、今年はちょっと守備の精度が落ちている印象だ。
この間、マツダスタジアムで矢野雅也の遊撃手日を見たが、フットワークの速さと送球の素早さ、そして何より体全体をボールにぶつけていくような守備は、本当にすごいと思った。

紅林の同期の長岡秀樹、実はまだ「58」をつけたファーム時代から、守備はすごいと思っていた。紅林よりもシャープでスピード感がある。

遊撃手と言えば、源田壮亮ということになるが、源田は「省力型」であって、動きは実にスムース。そして送球がさりげなくて、これも独特だ。

今は三塁に回った坂本勇人は若いころから「やる気がないのか」と思うような省力タイプだった。しかし、守備率は良かったのだ。これは2019年のキャンプで

ユーティリティの遊撃手も、あまり派手な動きはしない。オリックスのマーウィン・ゴンザレスはヤンキースでも遊撃を守ったが、さりげない守備だった。

近年で強烈に印象に残っているのが、ロッテのエチェバリアだ。

猫みたいに敏捷で、しかも恐ろしい肩をもち、スナップスローも抜群だった。
昔の野球の動画を見て、一番気になるのは内野手の動きだ。特に遊撃手、広岡達郎とかいろんな遊撃手の守備シーンが残っているが、送球は山なりだし、いまどきあんな緩慢な守備の遊撃手はいないと思う。今の遊撃手はものすごく進化しているのではないかと思う。
遊撃守備というのは、プロ野球を生で見る楽しみの中でも、上位に来ると思う。写真に撮るのは難しいが、これからも追いかけたい。
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辻発彦は紅林の守備を褒めているが、彼は体が大きく手足が長いので、体をぐんと伸ばしてボールを抑え、スナップスローで送球する。スケール感がある

ダイナミックなのだが、今年はちょっと守備の精度が落ちている印象だ。
この間、マツダスタジアムで矢野雅也の遊撃手日を見たが、フットワークの速さと送球の素早さ、そして何より体全体をボールにぶつけていくような守備は、本当にすごいと思った。

紅林の同期の長岡秀樹、実はまだ「58」をつけたファーム時代から、守備はすごいと思っていた。紅林よりもシャープでスピード感がある。

遊撃手と言えば、源田壮亮ということになるが、源田は「省力型」であって、動きは実にスムース。そして送球がさりげなくて、これも独特だ。

今は三塁に回った坂本勇人は若いころから「やる気がないのか」と思うような省力タイプだった。しかし、守備率は良かったのだ。これは2019年のキャンプで

ユーティリティの遊撃手も、あまり派手な動きはしない。オリックスのマーウィン・ゴンザレスはヤンキースでも遊撃を守ったが、さりげない守備だった。

近年で強烈に印象に残っているのが、ロッテのエチェバリアだ。

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