
今朝のトランプの狙撃事件は衝撃的だった。日本人ならみんな2年前の安倍晋三の狙撃を思い出しただろう。
射撃したのは20歳の青年で、かなり遠くからピンポイントでトランプを狙った。銃弾が右耳を貫通したというがスナイパー並みの腕だった。しかし狙撃者はすぐに射殺された。また会場にいた2人が被弾し、1人が死んでいる。
安倍晋三と違ってトランプには恐ろしい運がついていたといえよう。
これで「トランプ健在」が強調され、老耄著しいバイデンとの違いが浮き彫りになるといわれているが、一方でトランプの過激な言辞が「アメリカの分断」を助長していること、さらにトランプが全米ライフル協会の庇護者であることなどを考えると、マイナスに働く可能性もなくはない。
トランプの負傷で、「バイデンおろし」の勢いが加速するという見方もあるが、民主党内に「仲間割れしているときではない」という空気が出てくるとの見方もある。

アメリカ国内の分断は、一触即発と言われてきたが、その「一触」があったのではないか、今後、両陣営をめぐるテロリズムが活発化するかもしれない。
昔は、民主党から共和党へ、共和党から民主党へと移籍する議員がいた。また党派を超えて互いに尊敬しあう政治家もいた。
しかし、ドナルド・トランプというポピュリストが共和党を組み敷く中で「対立の構」が、かつてなく鮮明になりつつある。
今回のテロ未遂は、民主、共和などアメリカの分断が、次のフェーズに入ったことを意味しているのかもしれない。
トランプが勝っても、バイデン、あるいは彼に代わる候補が勝っても、アメリカは常に約半数の「敵対勢力」を抱える物騒な国になっていくのだろう。
ついこの間の東京都知事選挙でも「対立の構図」をことさら強調して、若者の支持を得た候補者が躍進したが、政治とは「いうことを聞かない相手をやっつける」ことではない。可能な限り多くの人々の賛同を得て「最大公約数の幸せ」を模索する取り組みのことだ。
こうしたポピュリズムが台頭すれば、日本にも再び「テロルの季節」がやってくるかもしれない。
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トランプの負傷で、「バイデンおろし」の勢いが加速するという見方もあるが、民主党内に「仲間割れしているときではない」という空気が出てくるとの見方もある。

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昔は、民主党から共和党へ、共和党から民主党へと移籍する議員がいた。また党派を超えて互いに尊敬しあう政治家もいた。
しかし、ドナルド・トランプというポピュリストが共和党を組み敷く中で「対立の構」が、かつてなく鮮明になりつつある。
今回のテロ未遂は、民主、共和などアメリカの分断が、次のフェーズに入ったことを意味しているのかもしれない。
トランプが勝っても、バイデン、あるいは彼に代わる候補が勝っても、アメリカは常に約半数の「敵対勢力」を抱える物騒な国になっていくのだろう。
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