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かの石丸伸二が「女、子ども」という言葉を使って、世間から大批判を受けたことについて、本人はメディアの切り取りだ、と言った。
この人は「新米の橋下徹」という感じで、敵を作って攻撃するのはうまいし、一部の熱狂的な支持を得そうだが、世間に対する発言は「不用意」の一語であり、実にお粗末だ。

「女、子ども」という言葉について、石丸は「そういう人たちを軽んじたのではなく、女、子どもであっても容赦せず、全力で対応するべきで、それが(女、子どもであっても)同じ人間として尊重していることになるのだから」といいたかったわけだが、メディアはそこを切り取ったのではない。

そもそも「女、子ども」というグルーピングをしたことを「差別的で」「下に見ている」と批判したわけだ。
石丸は時代劇で「女、子ども」と言っているから、私も使ったまでと言うかもしれないが、時代劇、すなわち「昔の価値観」では、「か弱いもの、愚かで知恵が足りないもの」の代表として「女、子ども」を例示していたのだ。

石丸は、時代劇とまったく同様のニュアンスで「女、子ども」と言っているわけで、言葉をつけ足して言うとすれば「(弱くて、頭も悪い)女、子どもだからと言って容赦するのは、優しさじゃないと思っている」といったということなのだ。
メディアはその部分に違和感を持ったし、世間もそれに反感を抱いたわけだ。

彼が女、子どもを軽んじていることは、その直後に「もうちょっと優しく言ってあげればよかったのかな…」「(頭を)ポンポンってやってあげる感じがよかった?」と言っていることでも明らかだ。
石丸は、自分が、女性や子供に対して「圧倒的な上位者」であり、憐憫をかける立場にいる、と勝手に思い込んでいるのだ。

「女、子ども」だって、そこらにいる馬鹿なおっさんだって、石丸からすれば、票を投じ、支持を集めるべきる立派な有権者だ。そういう人の支持だって集めなければ政治家としてうまくいくはずがないのだ。

橋下徹も、自分より馬鹿だと思う人間に頭を下げることができなくて、結局、敵を作りすぎてケツを割って政治家を辞めたのだが、石丸の賞味期限は、もっと短いかもしれない。

「僕はすごく頭がいいから、君たちの上に立って、社会をよくして上げるよ」みたいな、田舎臭いエリート意識を丸出しにしている限り、地方都市の首長でさえも務まらない。
彼を支持するのは、生活感、現実感に乏しい塵芥のようなネット民だけだろう。

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