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支持率の低空飛行を延々続けてきた自民党政権だが、誰が次期総裁になっても立憲民主に政権を奪われることはないだろう。つくづく立憲民主は「無能でセンスがない」と思う。
まず自民党が「派閥の政治資金パーティー裏金事件」で揺れに揺れている最中に、それを声高に非難していた立憲民主の岡田克也幹事長、大串博志選挙対策委員長がそのさなかにパーティを開催しようとしていた。開いた口が塞がらない。「世間がどう思うか」に全く思いが至らない間抜けさ加減。

岡田克也は自民党竹下派出身で、イオングループ創業家の出身で、東大法学部を出て、世が世ならば総理総裁候補になってもおかしくない政治家だったはずだ。小沢一郎にくっついて下野したが、長い野党生活の中で、すっかり錆びついたというか、感が鈍くなったというか。

そして立憲民主党の党首選。現党首の泉健太(50)は軽くて、存在感がないが、だったら清新な「党の顔」を立てて、自民党をせめてイメージだけでも凌駕しようと思えばいいのに、出馬したのが、枝野幸男(60)に野田佳彦(67)に、江田憲司(68)に馬淵澄夫(64)、「懐かしの立憲民主党政治家コレクション、第1回配本」みたいな顔ぶれだ。
いまさらこんな顔ぶれが党首になって、自民党に勝てるはずもないでしょう。
ただ一人、当選1回の吉田晴美(52)が清新ではあるが、彼女を担いでイメージだけでも自民党に対抗するか、と思ったらそうでもないようだ。

ベテラン政治家たちは、ちんけな野党の「党首の座」がそれほどほしいのかと思ってしまう。

自民党はそれでも「コバホーク」とか小泉進次郎とか、フレッシュなイメージの政治家が出てくるが、民主党にはこんな出がらししかいない。

それでも彼らは「支持がもらえる」と本気で思っているのだろう。

国民民主は、共産党と組まない以外に特色はないし、「輩の政党」維新は万博に足を取られて沈没寸前だし。

結局、野党の敵失の前に、ふやけた自民党が生き残る、という不毛な景色が広がっている。

中国やロシアが不穏さを増し、アメリカはトランプが民主主義を終わらせようとしている中、日本では「俺の方が立派だろう」競争みたいな党首選が二つも行われている。

私は立憲民主党は「自民党の二軍」で、自民に入れてもらえないマイナーな政治家の集団だと思っているが、もう二軍ではなくて三軍なのかもしれない。

これは大変不幸な事態だと言わざるを得ない。

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