
まいどなニュース
「ボールくれくれ」野球観戦のマナーにSNS苦言、ブルペンシートからブルペン見えず「親が注意すべき」「子どもだけでなく大人も…」
ほっともっとフィールドは、ブルペンがグラウンドの中にある。だから試合前は先発投手の調整の様子が見えるし、試合が始まるとブルペン投手が用意を始めるのが見える。これ、なかなか良いものだ。
2018年、上沢直之

2020年、山本由伸

2022年、則本昂大

そして今年、平野佳寿

佐々木朗希

ブルペンの様子がうかがえるのはベルーナ・ドーム、エスコンフィールドなどがあるが、スタンドからオンタイムで投手の調整が見えるのは、なかなかよいものだ。
ただ、確かにブルペン周辺には子供が群がる、子供だけでなくおっさんも群がってブルペンを見つめる。
これは野球生観戦の醍醐味だろうと思う。昭和の昔、西宮球場には「ラッキーゾーン」があったが、ここにブルペンがあって、試合前に山田久志が美しいフォームで投げていたのを内野席から遠望した記憶があるが、試合前、試合途中にブルペンで投手の姿を見るのは、本当に楽しいものだ。
この記事は、ほっともっとの試合で、ブルペンに投手が上がった時に子供が群がってサインやボールをねだるのが問題だと言っている。
私は過去5年、ほっともっとの試合は、ほぼ皆勤賞だ。ほぼ、というのは今年、フレッシュオールスターと被った日があって、その日だけ、姫路に行ったからだが、子供が群がって観戦できなかった、というシーンはお目にかかったことがない。この球場にあまり来たことがないライターが、たまたま見つけたことを大げさに書いているのだと思うが。
子供は試合前や5回、試合終了時だけ選手にサインをねだっていたが、試合中は警備員やスタッフが注意するから、ほとんどそういうトラブルは起こっていない。
昔のプロ野球はもっとお客と距離が近かった。練習時など、小学生がネットにしがみついて「ボールくれ!」「サインくれ!」と言っていたものだ。選手もそれに応じていたが、今はセキュリティがきつくなって、そういうシーンはほとんどなくなった。
マナーの悪さという点では、昔の方がずっと悪かった。夏休みの大阪球場では、悪ガキがデパートで売っているカブトムシのようにフェンスにガジガジ登っていたものだ。
今年の春、マツダスタジアムでのオープン戦で、DeNAの山﨑康晃がサインに応じているのを見た。これ、いい光景だな、と思ったが、公式戦ではこういうシーン、もう見られないのだ。

昔の野球を知る立場からすると、今のプロ野球はセキュリティが利きすぎて、選手とファンの距離が遠すぎるように思う。
この記事で取り上げた9月4日の試合、負けた西武の平良海馬が引き上げるときに「ボールくれ!」という子供に向けてボールをほりなげた。顔はまっすぐ前を向いて、真横にスナップで投げて、ファンに大うけしていた。

ヒーローインタビューでくだらない冗談を言うのもいいが、そういうしゃれっ気も欲しいなと思う・
お若いの、プロ野球って、昔はそういうものだったんだよ、と言いたい気分がする。
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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

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ただ、確かにブルペン周辺には子供が群がる、子供だけでなくおっさんも群がってブルペンを見つめる。
これは野球生観戦の醍醐味だろうと思う。昭和の昔、西宮球場には「ラッキーゾーン」があったが、ここにブルペンがあって、試合前に山田久志が美しいフォームで投げていたのを内野席から遠望した記憶があるが、試合前、試合途中にブルペンで投手の姿を見るのは、本当に楽しいものだ。
この記事は、ほっともっとの試合で、ブルペンに投手が上がった時に子供が群がってサインやボールをねだるのが問題だと言っている。
私は過去5年、ほっともっとの試合は、ほぼ皆勤賞だ。ほぼ、というのは今年、フレッシュオールスターと被った日があって、その日だけ、姫路に行ったからだが、子供が群がって観戦できなかった、というシーンはお目にかかったことがない。この球場にあまり来たことがないライターが、たまたま見つけたことを大げさに書いているのだと思うが。
子供は試合前や5回、試合終了時だけ選手にサインをねだっていたが、試合中は警備員やスタッフが注意するから、ほとんどそういうトラブルは起こっていない。
昔のプロ野球はもっとお客と距離が近かった。練習時など、小学生がネットにしがみついて「ボールくれ!」「サインくれ!」と言っていたものだ。選手もそれに応じていたが、今はセキュリティがきつくなって、そういうシーンはほとんどなくなった。
マナーの悪さという点では、昔の方がずっと悪かった。夏休みの大阪球場では、悪ガキがデパートで売っているカブトムシのようにフェンスにガジガジ登っていたものだ。
今年の春、マツダスタジアムでのオープン戦で、DeNAの山﨑康晃がサインに応じているのを見た。これ、いい光景だな、と思ったが、公式戦ではこういうシーン、もう見られないのだ。

昔の野球を知る立場からすると、今のプロ野球はセキュリティが利きすぎて、選手とファンの距離が遠すぎるように思う。
この記事で取り上げた9月4日の試合、負けた西武の平良海馬が引き上げるときに「ボールくれ!」という子供に向けてボールをほりなげた。顔はまっすぐ前を向いて、真横にスナップで投げて、ファンに大うけしていた。

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コメント
コメント一覧
最前列あるあるじゃないでしょうか。
プレミアをつけて売っているわけですから、売っている側はそれなりの対応をして下さい、ということですね。
たまにスポーツの観戦に行くことがありますが、景色のいいところを、ついゆっくり移動していると、注意されることは、ある気がします。
その試合も行ってましたが、少なくとも試合中は、警備員がしっかり規制していました。今のスタジアムで、そういうのを長時間放置することはないと思います。
いわゆるコタツ記事の一種なんですかね。
子供がサインを求めることができるようなユルさもどこかにあった方が、球場の雰囲気も良くなると思うので、球団(球場)の運営も、そのあたりのバランスが難しいんでしょうね。
ファンが選手にサインをねだることができるのは、春季キャンプとファン感謝デー、オープン戦だけになってますね。
公式戦ではめったにないです。MLBではそうではないですが。
子供の頃、晩年のノムさんが川崎球場で「エッホエッホ」と言葉にしてアップする息づかいをゲーム前に直に聞いたり。
野球でなくてすみませんが、プロレスも。中学生のとき、ブルーザーブロディに花道でちょっかい出して、意外にも当人は紳士で歯牙にもかけなかったのに、他のマスクマン(ウルトラセブン)にパイプ椅子でシバかれたり。。