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西日本スポーツ
西武の来季新監督に西口文也2軍監督就任へ 外部招聘検討もチーム熟知の〝レジェンド〟エースに再建託す 渡辺久信監督代行は退任へ

渡辺久信GMは、絶不振の責任を取って退任するのだろうが、西武の不振は渡辺GMや松井稼頭央監督にだけあるのではない。
主力選手がいなくなっても、補強をほとんどせずに「選手が育つに任せた」結果として、水枯れのようになってしまったのだ。
昔なら「育成の西武」で通用したかもしれないが、今は、各球団がデータも駆使しながら選手を育成している。「育成の競争」も激化しているのだ。取りやすい選手を取っているだけなら、浮上の兆しなどないだろう。

もう一つ言えば、西武は「おいていけばまだ働く選手」を簡単に手放しすぎる。
昨年のデービッド・マキノンは15本塁打だったが、それでもチーム最多。中距離打者で、2年目には適応する可能性があったが、あっさり手放してしまった。

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確かに今年のヘスス・アギラーはMLB通算114本の大物だったが、そういうのがあてにならないのは、分かり切っていたことだ。マキノンを保険で残しておくべきだった。

そして呉念庭。どこでも守れてそこそこ打つ6番打者だった。彼が台湾へ戻るのもあっさり認めてしまった。

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投手陣は隅田、武内、今井と揃い、高橋光も復調するだろう。救援では増田がやめたが、平良も戻ってきたし、一線級なのだ。

問題は「昨年までの延長」ではなく、新しいチームを作ることができるリーダーシップがあるかどうかだ。さらには数年のスパンでチームの補強のために投資すると言う、球団側の覚悟だろう。

単に「みんなが知っている」人物を監督にしたって、何も変わらない。





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