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週刊女性PRIME
「恥を知りましょう」大谷翔平の“先輩メジャーリーガー”が訴えたスポーツ紙の“嘘取材”に批判殺到
日刊スポーツの醜態の話だが、一般紙もスポーツ紙も書かない。麗しい連帯なのかもしれないが、おかしいだろ。

「菊池選手は『日刊スポーツ』に対する不満の声を漏らしていました。というのも、日刊スポーツの記者が菊池選手の元を訪れ、“菊池選手の特集を組みたい”と取材をお願いされたため対応したものの、それは『SHO-BLUE』という大谷選手にまつわる連載だったと後に判明したそうなんです。
立ち話だと申し訳ない、とわざわざ登板翌日に朝食を共にし、記者を球場まで車で送り、約2時間ほど会話したことも明かしていました。そのなかで、大谷選手に関する話は1分程度だったとも」

【SHO-BLUE】大谷翔平の深淵なる世界を潜る/連載一覧

こちらが書きたいこととメディアが記事にしたいことのギャップは、ライターなら常々感じているはずだ。記者が置かれた立場、事情は痛いほどわかるが、どんなにびびっても、菊池雄星に
「今回はあなたではなく、大谷選手のお話を聞かせてほしいんですが」
というのは、最低限の礼儀ではあっただろう。

また、大谷の記事を書くにしてもそれとともに「菊池雄星の特集」もしっかり組むべきではあった。
菊池は大谷に比べればバリューは落ちるかもしれないが、MLBで成功している数少ないNPB出身投手であり、特に今季は移籍後、目覚ましい活躍をしている。書く価値は十分にあったと思うのだが。
それをデスクに言う力もなかったのか?
また「大谷さえ取れればいい」というデスクの姿勢も情けないと思うが。

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この記者は、本当に気が小さかったのだろう。菊池に会っても本当のことが言い出せず、かといって不自然に大谷の話も持ちかけることができず「大谷に関しては1分程度」しか聞けなかったと言う。一緒に朝飯を食っても、食べた気がしなかったと思うが。

後からそれを知った菊池の不快さ。
まわりまわってその話が大谷翔平の耳に入ったとすれば、先輩に不快な思いをさせたわけだから、彼の責任ではないにしても大谷本人も本当に気まずい思いをするだろう。

今、日本のメディアはNHKから民放まですべてが「大谷、大谷」だ。大谷の周辺にも苦々しい思いを抱く関係者がいるはずだ。

大谷翔平は、そうした人間に対する気配りも怠らないだけに、最悪の取材だったと思う。




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