サンスポによると、
巨人のスカウト会議が23日、東京・大手町の球団事務所で開かれ、原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(56)が、菅野智之投手(22)=東海大=を今秋のドラフト会議で1位指名する方針を明言した。
そうである。
2時間半も会議をして
「現段階で1位の評価は変わらない」ときっぱり。
だそうだ。菅野智之、うれしいか?

たとえは悪いが、落ちぶれたお金持ちの奥さんが「うちは今年の夏もハワイざあます!」と言っているようなみっともなさを感じる。

恐らく他球団に向けて「てめえら、まさか今年も邪魔したりしねえだろな!日本ハム、今度は許さねえぞ!」という脅しのサインを送っているつもりだろうが、今の成績で何を言うやら、だ。

ファンも含めて、「そんな場合ではないでしょうが」という突込みが入りそうだ。



今、巨人は大型補強が全く効果を発揮せず、まさかの最下位に低迷している。打線も投手陣も、12球団で最も機能していない球団だ。
その原因は、ポイントを外した大型補強と、新人選手の見込み違い、自前の選手育成の失敗だ。その上に原采配のまずさがのっかっている。

普通の球団なら、スカウトは深刻な不振の責任を取らされてしかるべきだし、GMだって首が寒くなっているはずだ。原監督の来季もすでに覚束なくなっている。
なのにGMもスカウトも呑気に来年の話をしているようなのだ。しかも、来年までクビが持つかどうかわからない現監督の甥っ子を指名しようとしている。滑稽さを通り越して奇怪な感じがするのだが。

効果があるかどうかは別にして、普通は監督やコーチの首のすげ替えをしたり、外国人を補強したり、じたばたし始めるときだ。ポーズであってもそうしなければ、世間は納得しない。この時期にシーズンオフの話をするのは、感覚がおかしいとしか言いようがない。

私は今年の巨人は圧勝することはないと予想していた。しかし最終的にはポストシーズンには進出すると思っている。しかし、それでも戦力に見合った活躍とは言えないだろう。

チーム状態を勘案して、弱点にポイントを絞って補強をする。数年先まで見越して選手を獲得する。強豪チームならとっくにやっている、計画的な選手補強をする気は全くないようだ。今必要なのは、先発投手ではないと思うのだが。

「巨人軍は永遠に不滅」とは長嶋茂雄さんの言葉だが、「無能なスカウト陣」「フロント」も永遠に不滅なのだろうか。

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