
サンケイ新聞
シーズン5試合増と引き換えにプロ野球選手会が求める「14球団制」と交流戦の抜本見直し 鬼筆のスポ魂
サンケイ、サンスポの報道の根拠がどこにあるのかは、わからないが、5試合の増加を要求するNPBや経営者側に対して、選手会側は、
セ・パ両リーグのエクスパンションと、交流戦の増加
を求めているのだという。
セ・パをそれぞれ1球団増ヤして7球団にするのは「奇数」という点で、悪手ではある。ファームのイースタンとウエスタンは、7チームと5チームだったが、今季からオイシックス新潟とくふうハヤテが増えた。これは試合日程で「毎日必ず1チームがあぶれる」という編成上の問題を解消するためだった。


MLBのア・ナ両リーグは、ア14球団とナ16球団だったが、2012年、ナ・リーグ中地区のヒューストン・アストロズをア・リーグ西地区に移籍させ、5球団×3地区の2リーグ制に改編した。
それまでは「インターリーグ」を期間を決めて実施していたが、両リーグとも15球団と奇数になったので、シーズン中、常時インタリーグを実施することとなった。
今やDH制の格差もなくなり、両リーグは差異が全くなくなっている。
エクスパンションは結構だが、両リーグ奇数球団になることは、MLBと同様「交流戦」がオールシーズンで行われることを意味する。
今のNPBでは「交流戦」がシーズンイベントになっているが、それがなくなる。MLBはインターリーグだけの結果を発表せず、その勝敗も発表していないが、NPBはどうするのか?
それから試合数の数合わせも難しい。148試合制にするなら同一リーグ20試合×6+他リーグ4試合×7の一択だ。「7」という数字は扱いにくいのだ。
そもそもエクスパンションは、簡単な話ではない。年商100億以上のスポーツチームを作ることになる。ファームリーグのチームは半年ほどでできたが、今回は1年以上かかるだろう。
エクスパンションするのであれば2球団ずつ増やして8×2にすべきだし、例えば2027年参入を目指して準備すべきだろう。
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を求めているのだという。
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MLBのア・ナ両リーグは、ア14球団とナ16球団だったが、2012年、ナ・リーグ中地区のヒューストン・アストロズをア・リーグ西地区に移籍させ、5球団×3地区の2リーグ制に改編した。
それまでは「インターリーグ」を期間を決めて実施していたが、両リーグとも15球団と奇数になったので、シーズン中、常時インタリーグを実施することとなった。
今やDH制の格差もなくなり、両リーグは差異が全くなくなっている。
エクスパンションは結構だが、両リーグ奇数球団になることは、MLBと同様「交流戦」がオールシーズンで行われることを意味する。
今のNPBでは「交流戦」がシーズンイベントになっているが、それがなくなる。MLBはインターリーグだけの結果を発表せず、その勝敗も発表していないが、NPBはどうするのか?
それから試合数の数合わせも難しい。148試合制にするなら同一リーグ20試合×6+他リーグ4試合×7の一択だ。「7」という数字は扱いにくいのだ。
そもそもエクスパンションは、簡単な話ではない。年商100億以上のスポーツチームを作ることになる。ファームリーグのチームは半年ほどでできたが、今回は1年以上かかるだろう。
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コメント
コメント一覧
しかしながら、おっしゃるように楽天の新規参入時の、パ・リーグのとてつもない産みの苦労も同時に思い起こすべきかと感じてしまいます。当然エクスパンションは歓迎されるべきことながら、堅実で長期的な計画がなければ、ただでさえ今年のように、”ただ白星を相手に献上するだけのようなチーム”が、それこそ同時に複数も存在する結果となってしまい、それこそNPB自体の面白さや人気を損ねることになりかねない劇薬であることも、念頭に入れて進めねばならぬものと考えます。
しかし、それを思うと本当に楽天は参入初期の苦しみを耐え抜いてよくぞここまで、、、と今更に感慨深くなります。
なお、文中のMLBの説明の折に、「今やDH制もなくなり、」と記載があるようです。