
佐々木朗希が「何が何でもMLBに移籍する」と強引にチームを出ようとしているのは、なんにせよよくないことだと思っている。
よく言われるように「ここまでチームに守られ、育てられてやってきたのに、その恩を忘れやがって」と言いたいわけではない。
千葉ロッテマリーンズ、そして吉井理人コーチなどは、細心の注意を払って佐々木を投手として育成したのは間違いないだろうが、それは「教育」「使命感」などではない。球団が獲得した「人的資産」を毀損することなく成長させ、試合でパフォーマンスを発揮するのは、それがビジネス上の責務だからだ。
佐々木は、まだ不十分なところはあるが、NPB屈指の高いポテンシャルを示したのだから、その育成は間違っていなかった。また、その功績は第一に「佐々木朗希その人」にあるのも間違いないところだ。


しかし、ここまで5年間在籍したチームとの関係を悪化させてまで移籍するようなものではないだろうと思う。
30年ほど前、野茂英雄がMLBへの移籍を近鉄に訴えたときは、球団は「何を夢みたいなことを言っているんだ」と一顧だにしなかった。その挙句に、野茂英雄は「任意引退」という最終手段に訴えた。その後、多くの選手がMLBに挑戦した。吉井理人や石井一久などは、MLBからNPBに復帰することができた。彼らは自由契約だったからだが、野茂英雄は「元いた球団以外に復帰できない」任意引退だったから、実質的に退路が経たれていたのだ。
しかし今の千葉ロッテは「MLBに行くな」とは言っていない。「行くのならそれなりに実力を蓄えてから行け」と言っているのだ。また「行くのならその実力にふさわしい譲渡金が球団に入るようにしろ」ということでもあろう。
これは、球団側に「理」があるように思う。
過去には移籍で拗れたために、日本プロ野球に帰参が許されなかった田澤純一みたいな例もあるが、いまどき、MLB挑戦は「故郷を捨て、仲間を捨て、二度と返らない決意」で行くようなものではない。
一般的な手続きを経て、穏便に移籍するのがまともなやり方だろう。
そのポテンシャルはMLB級ではあるが、佐々木朗希は、MLBで絶対に通用すると言いきれない危うさがある。それだけに「いつでも帰ってこれる」ような関係を日本で構築すべきだろう。
彼は大船渡高校時代も、ロッテでも「大事に扱われた」。佐々木はそれを「大事にされ過ぎて活躍の機会を奪われた」と思っているのかもしれない。
ここは大局観を持った「大人」が、佐々木をエスコートすべきなのだろうと思う。それは恐らく吉井理人監督だと思うのだが、二人の関係はもう駄目なのだろうか?
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佐々木は、まだ不十分なところはあるが、NPB屈指の高いポテンシャルを示したのだから、その育成は間違っていなかった。また、その功績は第一に「佐々木朗希その人」にあるのも間違いないところだ。


しかし、ここまで5年間在籍したチームとの関係を悪化させてまで移籍するようなものではないだろうと思う。
30年ほど前、野茂英雄がMLBへの移籍を近鉄に訴えたときは、球団は「何を夢みたいなことを言っているんだ」と一顧だにしなかった。その挙句に、野茂英雄は「任意引退」という最終手段に訴えた。その後、多くの選手がMLBに挑戦した。吉井理人や石井一久などは、MLBからNPBに復帰することができた。彼らは自由契約だったからだが、野茂英雄は「元いた球団以外に復帰できない」任意引退だったから、実質的に退路が経たれていたのだ。
しかし今の千葉ロッテは「MLBに行くな」とは言っていない。「行くのならそれなりに実力を蓄えてから行け」と言っているのだ。また「行くのならその実力にふさわしい譲渡金が球団に入るようにしろ」ということでもあろう。
これは、球団側に「理」があるように思う。
過去には移籍で拗れたために、日本プロ野球に帰参が許されなかった田澤純一みたいな例もあるが、いまどき、MLB挑戦は「故郷を捨て、仲間を捨て、二度と返らない決意」で行くようなものではない。
一般的な手続きを経て、穏便に移籍するのがまともなやり方だろう。
そのポテンシャルはMLB級ではあるが、佐々木朗希は、MLBで絶対に通用すると言いきれない危うさがある。それだけに「いつでも帰ってこれる」ような関係を日本で構築すべきだろう。
彼は大船渡高校時代も、ロッテでも「大事に扱われた」。佐々木はそれを「大事にされ過ぎて活躍の機会を奪われた」と思っているのかもしれない。
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