カリフォルニア州生まれ、日本、アメリカの二重国籍でランチョ・バーナード高から2013年6月、ドラフト2巡目でヤンキースに指名される。

キャリアSTATS




大谷翔平と同い年だ。
当時、ヤンキースにはイチローがいた。対面が実現して「早く上がって来いよ」みたいな映像が流れた。この時見た限りでは加藤の方が大柄で、体力的に見劣りするという感じではなかった。

しかしなかなかマイナー下層から這い上がれなかった。Rk、Aに4年間もいたのだ。
ネックは打撃だ。とにかく打てなかった。高校時代はアベレージヒッターだったのだが、MLBでは通用しなかった。

2017年にAA、19年にAAAに昇格するが、このオフ、マイナーFAとなり、マーリンズに入団。さらに2020年コロナ禍でマイナーが全休したのちにパドレスと契約。2021年はAAAでそれなりの成績を残し、ブルージェイズとマイナー契約。2022年4月にメジャーのロースターに入り、10年かけてメジャー昇格を果たした。4月9日のレンジャーズ戦でアレハンドロ・カークの代走としてメジャーデビュー。イチローは3年前に引退していた。4月21日のレッドソックス戦でスタメン出場するも、安打は1本だけ。DFAとなりメッツと契約するがメジャーには上がれず・
このオフに日本のドラフトにかかり、3位で日本ハムに。

2023年、日ハムでは5月25日のデビューから10試合連続安打、4本塁打と大活躍したが、次第に成績が低下。今季は打率.172に終わった。




この選手にとっては「打撃」がネックだった。日本への逆輸入だったが、MLBでの成績からして、活躍は厳しいだろうと思えた。

30歳、限界を感じたということだろう。




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