
私は正力松太郎が死んだときのことをうっすら覚えている。まだ小学生だったが「プロ野球生みの親」とか言われていた。
息子の正力亨は慶應義塾大で野球をして、のちに巨人のオーナーになったが、お目付け役の務台光男が病弱だったのを良いことに「江川事件」を引き起こしたと言われている。
「正力」というのは富山県の姓のようだが、正力亨が死んでから野球界にはこの名前の人はいないようだ。ただ孫の正力源一郎は読売グループの幹部だ。
「正力松太郎賞」は、日本プロ野球界で「最高の栄誉」だそうだが、送り主は読売新聞社と日本テレビだ。要するに「日本プロ野球は、読売グループが始めたんだからな。そのことを忘れるなよ」とにらみを利かせるための賞の様だ。

選考委員は王貞治、山本浩二、高田繁、辻発彦。ここまではわかるが、門田隆将なのだそうな。この人は『甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』でミズノスポーツライター賞を受賞している。この作品はテレビドラマにもなった素晴らしいものだったと思うが、最近は「陰謀論」なら何でも飛びつくようなダボハゼみたいな人になっている。この人がなぜ、という感じではある。
日本プロ野球でこの年最も活躍した人に与えるのであれば、日本シリーズの優勝監督に自動的に与えればいいと思うが、イチローやWBC優勝監督に与えられることもある。
また、日本のプロ野球だけでなくMLBにも色気があるようで、MLBで活躍した選手やWBC優勝監督には「特別賞」を与えている。
この賞は「貰うことが栄誉」というよりは、一番キラキラしている人に「授与する」ことで逆に「賞の権威」を高めている。ということではないか。
だから大谷翔平はすでに3回も特別賞を貰っているし、栗山英樹も昨年貰っている。
文化勲章は日本の文化学術関係で最も栄誉あるようだが、ノーベル賞をもらった人には「もれなく文化勲章がついてくる」ということになっている。
「正力松太郎賞」は、これに近い。「ノーベル賞をもらった人が必ずもらえる文化勲章」と同様「おまけ」という感が強いのだ。
どうせなら隠れた偉業を上げた野球人に上げるとかした方が、賞の意義は高まるように思うが、選考委員の顔ぶれを見れば、そんなことは無理なのだろう。
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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

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日本プロ野球でこの年最も活躍した人に与えるのであれば、日本シリーズの優勝監督に自動的に与えればいいと思うが、イチローやWBC優勝監督に与えられることもある。
また、日本のプロ野球だけでなくMLBにも色気があるようで、MLBで活躍した選手やWBC優勝監督には「特別賞」を与えている。
この賞は「貰うことが栄誉」というよりは、一番キラキラしている人に「授与する」ことで逆に「賞の権威」を高めている。ということではないか。
だから大谷翔平はすでに3回も特別賞を貰っているし、栗山英樹も昨年貰っている。
文化勲章は日本の文化学術関係で最も栄誉あるようだが、ノーベル賞をもらった人には「もれなく文化勲章がついてくる」ということになっている。
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江尻氏の【悪文】マニアだった私は、野球界の様々な事象(今年なら大谷の活躍・ジャイアンツのCS敗退・松井秀喜がイチローのチームに加入しホームラン等)をどう綴っただろうかと思いを馳せる事があります 笑