サイ・ヤング賞　ア・リーグも左腕タリク・スクーバル : 野球の記録で話したい

ア・リーグも投手の主要部門三冠のタリク・スクーバルが選ばれた。こっちも順当ではある。

今年のア・リーグの先発投手。投球回数順に15傑

Baseball ReferenceとFangraphsのWARを併記した。

スクーバルは最多勝、最優秀防御率に、最多奪三振、さらに両方のWARでも1位。完勝という感じではある。

タイガースには9巡目、全体255位という低い順位で入ってコロナ禍の2020年にメジャー昇格。ここまでそれ程優秀と言う感じではなかったが、制球力の良さが目立っていた。

ポストシーズンも含め、きわめて安定感のある投球を見せた。最近、MLBでは制球力の良い左腕が台頭してきているように思う。

ロイヤルズのコール・ラガンズがこれに次ぐ評価だ。

こちらもリーグ優勝のヤンキースの投手がいない。ルイス・ギルがrWAR3.1っで14位、ネスタ―・コルテスが2.6で26位。今季は打力で勝ったチームが頂点に立ったと言う印象だ。

菊池雄星は1.4で69位にいる。

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