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スポニチ
MLBが「ゴールデン・アット・バット」導入を議論「9回裏2死満塁で」仰天ルールの中身は…
「ゴールデン・アット・バット」とは、1試合で1度、任意の打者を打順に関係なく打席に立たせることができるルールだそうである。これを提案しているのは、サバンナ・バナナズのオーナーではなく、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーだという。

そもそも、
「各チームは試合中に一度だけ、ラインナップ中の任意の打者1人を別の打順で打席に立たせることが出来る」
というルールは「ゴールデン・バッター・ルール」として件のバナナズが実際に取り入れている。バナナズは「野球風のショー」の興行で大人気を得ているパフォーマンス集団だ。9割退屈、1割熱中という現行の野球の試合スタイルから「退屈」を排除して、エンタメ化したものだ。

能天気なアメリカの兄ちゃん姉ちゃんには好評のようだが、野球ファンが喜ぶようなものではない。

おそらく「悪い冗談」で終わると思うが、最近のスポーツ界はこの手の「エンタメ性」を取り入れすぎる。オリンピックの団体柔道競技での「ルーレット」などもそうだが、コアなファンではなく、あまり熱心でないファンを取り込むことを考えすぎる。

少し前までロブ・マンフレッドコミッショナーは「時短」にご執心で「申告敬遠」「ワンポイントリリーフの禁止」「ピッチクロック」「投手の牽制球の制限」と矢継ぎ早に手を打った。

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これで「時短」に一区切りがついたということで、次は「バナナズからファンを取り戻す」ことを考え始めているのかもしれない。
今は、一部の愚かな日本人ファンも熱望している「AI審判」や「先発6イニング義務化」に取り組んでいるが、日本野球はそろそろ「ついていけなく」なりつつある。
「申告敬遠」は導入した。国際大会での「ピッチクロック」導入は既定路線だから、NPBでも導入の可能性があるが、「ワンポイントリリーフの禁止」「投手の牽制球の制限」などは難しいのではないか。

彼の脳裏には「北米四大スポーツ=NFL、NBA、MLB、NHL」の中での劣勢を挽回するという使命が渦巻いているのだろうが、オールドボールゲーム「野球」に対する愛情は、あまりないのではないか。

「角を矯めて牛を殺す」という言葉があるが、このおじさんの暴走をそろそろ止めるべき時が来ているのかもしれない。

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