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フルカウント
日本よりも韓国に…MLB選手が続々加入する背景 GMが問題視したNPBの“無制限”
国際野球における韓国の地位は下落し続けている。東アジアで日本に次いで2位という地位も、プレミア12の惨敗で、台湾に脅かされつつある。
しかしながらKBOの人気は、高まりつつある。なんといってもあの「応援」だ。
NPBの場合「試合観戦応援約款」というものがあり、応援団は指定されたエリアでしか鳴り物を使った応援はできない。また時間の制限などもあるし、味方の守備の時は応援は自粛しなければならない。

しかしKBOにはそういうものはない。ホームチームは試合の間中凄まじい応援を繰り広げる。球団が雇ったチアリーダーがこれを盛り上げる。私などは、頭が痛くなるのだけども。

野球は弱くなったが、人気は上々。今年9月に韓国に行って、満員札止めで球場に入ることができなかったのは、既に話した通りだ。

つまり実力はともかく、興行的には潤っている。潤っていると言っても経済規模はNPBの半分以下だろうが、それでも選手の年俸は上がっている。また外国人選手には「億」の単位の金も払うことができるようになった。

そしてKBOは、MLBのトレンドに敏感に反応して、ピッチクロックの導入やAI審判なども考え始めている。

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単純に言って、KBOこそがMLBのAAAAになりつつあるのではないか。MLBのような打つ、走る、投げるのシンプルなパワー野球で、選手のポテンシャルを発揮させる。
NPBは細かな作戦やテクニックが進化しているが、韓国はそうではない。沖縄のKBOキャンプを何度か見たが、彼らはいきなり打って、投げてで、投内連携とかあまりしないのだ。

そして予算の関係で、外国人選手は枠ギリギリしかとらない。取ったら、もったいないから試合に出す。レベルはMLBより下だから半メジャーの選手は結果を出す。そしてMLBに復帰する。

そういう循環ができているのではないか。

NPBはMLBのやり方に中々従わないこともあって、AAAAというより「別のリーグ」へと進化しつつある。だから投手は通用するが、打者は難しくなっているのではないか。




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