
フルカウント
イチロー氏、現代野球に警鐘 松井秀喜氏も同調…“メジャー最先端”に危惧「ある意味で洗脳」
イチローと松井秀喜が、今、MLBで全盛の「データ野球」について批判している。
「すべてデータで管理。それを追求していく。必要なときにオンにすればいいけど、常にある状態。見える(近い)とこにあるので。頭を全然使っていない。まさしくメジャーの野球がそうなっていて」
「目で見える情報をインプットして、そうなのかって。ある意味で洗脳されてしまっているよね。選手の気持ち、メンタルはデータに反映されないわけで。目に見えないことで大事なことはいっぱいあるのにな、って。でもみんなそれ(データ重視)をやるから、そこの勝負みたいになっちゃって」
松井秀喜は2012年に引退している。「フライボール革命」が起こる直線に引退したから、選手として変革を体験していない。ヤンキースのスタッフとして見聞きしている。
スタットキャストが全選手の打球速度を発表したのは2015年からだが、当時40歳を過ぎていたイチローの打球速度は、常に下から1割程度のところだった。
この数字の信頼度が上がるとともに、イチローの起用は限定的になっていった。
もちろん、既にレジェンドだったから「3000本」へ向けての配慮はあっただろうが、イチローにとっては面白くなかったはずだ。
今でもヤンキースが狙っているとされるパドレスのルイス・アラエズのように、安打製造機タイプの選手はいるにはいる。しかし、彼の年俸は1060万ドル。大谷には比べるべくもないが、いわゆる強打者の数分の1だ。
安打で稼ぐような打者が等閑視される今のMLBに対して、引退した名選手が不快感を示すのは、分からないではない。
しかしビッグビジネスとなったMLBでは常に「一番価値が高いのは誰か?」が最重要になって、トレンドが一方に偏るのだ。
NPBはそれほどお金儲けをしていないから「いろんなタイプがあってよし」ということなのではないか?

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「目で見える情報をインプットして、そうなのかって。ある意味で洗脳されてしまっているよね。選手の気持ち、メンタルはデータに反映されないわけで。目に見えないことで大事なことはいっぱいあるのにな、って。でもみんなそれ(データ重視)をやるから、そこの勝負みたいになっちゃって」
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もちろん、既にレジェンドだったから「3000本」へ向けての配慮はあっただろうが、イチローにとっては面白くなかったはずだ。
今でもヤンキースが狙っているとされるパドレスのルイス・アラエズのように、安打製造機タイプの選手はいるにはいる。しかし、彼の年俸は1060万ドル。大谷には比べるべくもないが、いわゆる強打者の数分の1だ。
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格闘技もそうでしたけど