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私は楽天のファンではないし、まして巨人のファンだったことは65年生きていて1秒もない。
しかしながら昨日の記者会見は本当に良かったと思っている。

なぜなら「まだプレーできるはず」しかも「素晴らしいパフォーマンスができるはず」の選手が、活躍できる機会を得たからだ、

同様のケースで言えば、2000本安打まであと135本に迫った巨人の村田修一は、自由契約になったが、どこからも声がかからず、最後は栃木ゴールデンブレーブスでキャリアを終えた。

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松坂世代では唯一、名球会に入る可能性があっただけに実に残念だった。この世代からは藤川球児が特別枠で入会したけども。

私は別に名球会を立派なものだといっているわけではない。大昔は「金田正一と一緒にゴルフをする会」だったし、今も、さして意識が高いとも言えない大物選手の親睦会みたいなものだから。

ただ、200勝、2000本安打は、才能に恵まれ、それに磨きをかけた稀有の選手でなければ到達できない領域だ。
それに手をかかるくらいの実績を残した選手が、本来手にすべき栄誉を手にすることができないとすれば、こんな残念なことはない。

阿部慎之助は侍ジャパンで田中とバッテリーを組んで彼のすごさをよく知っている。能力、体力に加え知性的にも優れた田中のパフォーマンスを「目の前で見てみたい」と思ったのだろう。

田中の年俸は2024年は2.6億円だったが、楽天は5000万円の提示をしたという。これは「いらないんですけど」というメッセージになる。
巨人が提示した1.6億円は誠に妥当で、彼の今の実力を認めつつ、敬意も感じられるものだった。

記者会見での田中の「笑顔」がそれを物語っている。数字の目標はいいとして、田中の素晴らしい投球を来春、ぜひ見てみたい。




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