朗希の比率は高くなかった　2024ロッテ投手陣 : 野球の記録で話したい

試合に出ているときは高いパフォーマンスを示したが、出場数が少なかったので、佐々木が勝利に占めるウェイトは高いとは言えなかった。

ここ4年間のチーム投手成績の推移

ロッテ－P推移

ずっと平均以下の投手陣ではあったが、順位は5位ながら、ほぼリーグ平均くらいの防御率。投手陣は向上したといってよいだろう。

2023年と24年の投手陣

小島、種市、西野、メルセデスという先発陣は不変。佐々木朗希は今季、投球回を増やしはしたが、PRは昨年とほぼ同じ8ポイント台。
昨年のオリックス、山本由伸のPRが35.4だったことを考えても、佐々木が抜ける穴はそれほど大きくないといえる。

昨年、先発陣のカスティーヨ、中継ぎのぺルドモがオリックスに移籍したがその穴も大きくなかった。
救援では鈴木昭汰と横山陸人の成長が目立つ。こうした若手の底上げがあれば、ロッテの投手陣は来年も戦えるのではないか。

むしろメルセデス、カイケルとの契約ができていないことが気がかりではある。