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デイリー
人気芸人 M-1は「滅びるよ」将来を危惧「どんどん鋭角になってく」審査員の構成に疑問「興味がなくなっている」
伊集院は、今のM-1の審査員が「漫才師だけ」になったことを憂慮している。

「審査している人も、漫才通の人とかが『あそこ、もう1回天丼あってよかったよね』みたいな、『これは競技スタイルの漫才だから、早めにつかみの大きめの笑いを』みたいな。どんどん鋭角になっていく。滅びるよ」

これは本当に鋭い。漫才と言う芸能の、細かなテクニックを熟知した人ばかりが漫才を評価して優劣をつけ始めたら、どんどん先鋭化していく。
それとともに、一般的なファンはだんだんついていけなくなって、離れていく。

今や、どんな世界でも「ヲタク」がいるのが当たり前になっている。ものすごく細かい、専門的なことを言う人が増えてきて、彼らが、トリビア的なことをどんどん指摘していく。

少し前に「大谷翔平を否定するMLBファン」について指摘したが、趣味が高じて「タコツボ化」することの危険性は、あらゆるカテゴリー、趣味の世界に共通だ。

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こうした価値観が一般的になっていくと、敷居が高くなりすぎて、いずれは「新規加入者」が少なくなっていく。

もちろん、学問の世界では、こうした先鋭化、専門家は必要なのだろうが、文化、芸術、趣味嗜好に関しては、こうした先鋭化は危険でしかない。

また、先鋭化した連中は「自分が、一般の人にはわからないことを知っている」ことを得々として語る。ひけらかすのだ。これは、はたから見ればみっともないことだが、言っている本人は「すごいことを知っている」かのように思ってしまう。

先鋭化した地点も知っておいて損はないだろうが、それとともに、そのカテゴリー全体を見渡す視野の広さ、漫才でいえば「何でもない普通のおっさん、おばはんが、アハハと笑うもの」というのが「本質」であって、そっちもわからないと、どうしようもないということだろう。




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