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そのエリアの人口が多ければ、複数の球団があってもシェアリングができて、双方潤うのではないか、と思うかもしれないが、世の中、そううまくはいかない。
1950年のMLB、一つの都市に複数の球団が存在したケースの観客動員を比較するとこうなる。

MLB-ATT


ニューヨークでは、ヤンキースがMLB16球団最多の200万人を動員している中、ナ・リーグのドジャーズとジャイアンツは約半分にとどまった。それでも100万人を越えてはいたが、ドジャースはニューヨークにいてはこれ以上の観客増は望めないとして1958年にジャイアンツを誘って西海岸に移転したわけだ。

フィラデルフィアではフィリーズとアスレチックスに4倍もの大差ができている。アスレチックスは老将コニー・マックがこの年限りで退団した。

ボストンでもレッドソックスとブレーブスで大差がつき、のちブレーブスが移転した。

シカゴはカブスが優勢だが、この関係は毎年代わり、今も2球団が存続している。

セントルイスでもブラウンズが悲惨な状況になり、3年後にボルチモアに移転しオリオールズとなっている。

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1952年のNPBの同様のケース

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東京都では巨人が圧倒的な観客数を誇っている。パの3球団を合わせたよりも多い。5球団は主として後楽園球場で主催試合をしていた。

大坂と西宮の大阪圏では、「百万ドルの内野陣」の南海ホークスが圧倒的。タイガースはまだ「巨人戦放映権ビジネス」がなかったために南海の半分以下で、松竹と同程度だった。松竹はこの年限りで大洋と合併する。
近鉄は年間で10万人に満たなかった。

osaka Stadium


ここからもわかるように、同じ都市、都市圏で複数のチームが観客数を仲良くシェアリングするケースはめったにないのだ。多くの人は「一番人気」のチームに集中する。

人口が多くても同じエリアで複数のチームが併存するのは、非常に難しいということがわかる。




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