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デイリー
巨人 田中将大が初ブルペンで好感触連発「すごい収穫だった」「全然違う。めちゃくちゃいい」フォーム改造に手応え
春先には、ベテラン選手の「新規蒔き直し」を報じる記事が結構出る。
打撃や投球フォームを改造したり、新しい球を覚えたり、バットやグローブを新調したり。

それがどれだけプレーに影響するのかは、フタを開けてみないとわからないのではあるが、ベテランが再起を期していろいろやってみるのは、それだけ必死だと言うことだ。

今回の田中将大の場合、それなりに「根拠」はあるようだ。
昨年、田中より1歳年下のエース、菅野智之がV字回復したが、これは久保康生巡回コーチと一緒に考案した「新フォーム」によるところが大きかったのだと言う。

私は一瞬、久保康友かと思った。田中と8歳しか違わない松坂世代が、そんなすごいコーチになったのかと思ったが、康生だった。
近鉄時代、主に救援投手として投げていた、あの久保康生が、縁もゆかりもなさそうな巨人のコーチになっているのだ。
すでにコーチとしての手腕には定評があって、Wikipeddiaによると近鉄コーチ時代は大塚晶文、阪神では藤川球児、能見篤史、安藤優也、福原忍、ソフトバンク時代は大竹耕太郎などなど、多くの投手を「育てて」いる。
しかし、そういう名コーチが「巡回コーチ」という軽い役職なのは、なぜなのか、と思う。
世渡りが下手なのか、選手と「合う、合わない」の相性があるのか、「教え魔」みたいなところが一部で忌避されているのか。

ただそういう部分があるにしても、菅野自身が「復活したのは久保さんのおかげ」と感謝の言葉を述べているし、実力はあるのだろう。

近鉄をクビになった山本和範に、バッティングセンターの仕事を紹介したのも久保康生だったという。私はこのエピソード、山本本人から聞いたことがある。親切な人なのは間違いないところだ。

菅野に続いて田中将大と日本を代表する投手2人が、職人肌の投手コーチの「魔改造」によって復活するとすれば、これは「快事」ではあろう。田中将大の復活に期待したい。

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