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もともと、MLBなどアメリカンスポーツは、やや「民主党寄り」ではあった。北米4大スポーツは合衆国国内だけでなく、世界をマーケットにしようと躍起になっている。
また、選手も白人、黒人だけでなくヒスパニックやアジアなど、多様な選手が活躍するよう理になっている。マーケティングのターゲットも今や、し烈なアメリカ国内よりも、ヨーロッパ、東アジアになろうとしている。

いわゆるグローバリズムとアメリカンスポーツは親和性があったのだ。

だから、前のトランプ政権の時は、優勝チームの選手が大統領府を表敬訪問しても、トランプとの握手を拒むような姿が見られたものだ。

全米4大スポーツは、少なくともトランプ政権とは「距離」をとろうとしていた。

しかし今回のトランプ政権は、もはや民主主義ではなく、強権独裁の姿勢をあらわにし、短絡的で一方的な「大統領令」を連発している。
これまでリベラル寄りだったGAFAをはじめとする巨大IT企業も、これに恐れをなして「DEI(多様性政策)」を次々と廃している。おそらくは、波風を立てないためにそうしているのであって、本気で根こそぎ変える気はないと思われる。
トランプの鼻息は、来年の中間選挙次第で、一気におとなしくなる可能性があるから「様子見」だろう。

それにしても、そんな情勢で、スポーツの世界だけが「アンチ・トランプ」を維持できるかどうかは、はなはだ怪しい。もともとWWEを除くスポーツ界から毛嫌いされていたトランプだけに、復讐心に燃える可能性はある。
MLB球団の経営者のほとんどは「スポーツ好き」などではなく、純然たるビジネスマンだから、トランプに睨まれそうになれば、たちまちなびくこと、必定だ。

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そうなると、今、アメリカを席捲している「大谷翔平旋風」にも、微妙な逆風が吹く可能性がある。
アメリカ人ではなく日本人の大谷が、巨額のドルを手にしているからだ。それだけでなく、日本からMLBにポスティング移籍する選手たちのために、MLB球団は日本球団に巨額のポスティングフィーを支払っている。

気まぐれなトランプが、支持者への人気取りで、日本からアメリカに移籍する選手に何らかの「障壁」を設ける可能性はないとはいえない。例えば外国人選手の納税額を大幅にアップさせたり、アメリカ国籍にならなければ、移籍を認めなかったり。

アジア人で、投手としても打者としても活躍する大谷翔平は「ダイバーシティ(多様性)」の象徴と言えるが、アンチ・ダイバーシティ政権の誕生によって、大谷翔平にはどんな風が吹くのだろうか?




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