91vBndrxyDL._SY466_


財務省へのデモが11月、1月に行われた。このところこの官庁への批判の声が大きくなっているが、中身はかなりややこしい。
昨年11月に、衆院選以降、批判的なリプライが殺到、「財務省解体」「ザイム真理教」などの言葉が踊った。
「ザイム真理教」は、この間死んだ森永拓郎のベストセラーの書名だが、財務省が主導する国家財政に対する強い批判が根底にある。
時を同じくして国民民主党が「103万円の壁」を壊すことを提起するも、財務省の強い抵抗にあっている。
また、今年になって森友学園めぐる文書の不開示の決定を取り消す判決 があり、石破政権は控訴しなかった。これも財務省の隠ぺい体質によって起きた悲劇だと言える。

それぞれの問題は、議論すべき問題ではあろう。最強の官庁といわれる「財務省」の頑迷な姿勢は、批判にさらされている。財務省の改革は必要とは思うが。

5034183_s


それに対して、言論や、選挙などの民主主義的な手続きをとらずに財務省前でデモを行うのは、妥当かどうか。しかもそのデモの動員がSNSで行われているのも問題があるだろう。

SNSで共有される情報は、ほとんどが「自分たちに都合の良い情報」を貼り合わせ「財務省解体」など極端な主張になっている。
国歌経済のヘッドクオーターである財務省を解体することなど、ありえないのに、財務省を「諸悪の根源」であるかのようにきめつけ「潰せ」と騒いでいる。

これ、アメリカで今起こっていることのミニチュア版だ。
ドナルド・トランプは、特定の人物や官庁、団体を「悪者」と決めつけ、潰せ!と煽ることで、世間を混乱させている。

新聞、テレビなどオールドメディアが「財務省デモ」を取り上げないのは、彼らの主張が極端で、危険だと判断しているからだろう。取り上げることでごく一部のカルトな騒ぎが、「社会問題」であるかのように、燃え広がることを恐れているのだろう。

私も今の段階では「財務省デモ」は、黙殺すべきだと思う。

デモに参加した人は財務省の問題点について、どこまで理解し、何に対して怒っているのだろうか?彼ら自身で、他の人をしっかり説得できるような説明ができるのだろうか?

物事についてよく知らない人々が「あいつが悪い」という「犬笛」に踊らされて、極端な行動に出る。これが今の日本、社会の姿である。

本当に怖い時代になった。





私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!

81UUCLO+nDL._SY466_

https://amzn.to/47hJdhC

2023年森原康平、全登板成績

NOWAR