
朝日新聞
龍谷大平安高の野球部で監督が部員に暴力 春夏19回の甲子園出場
暴力を振るったのは、竜谷大平安の原田英彦監督、64歳。今年で監督歴33年になる。
甲子園には春夏合わせて19回出場、優勝1回、準優勝1回。
この人は平安高校から日本新薬に進み内野手としてプレー、引退後、平安高校の指導者になったから、教員資格は取っていない。純然たる野球指導者だ。
教育者ではないから、選手をどついていいわけではもちろんない。現在は、暴力を振るったことを認め、謹慎中。
日本学生野球協会は、3月には処分を決めると言うが、この指導者が「永久追放」になることはないだろう。
とにかく、日本の学制野球は「暴力」「パワハラ」には大甘である。
「指導者の熱意はわかるが」という枕詞をつけて「暴力は良くない」という。つまり、指導者自身は悪くなくて、どついた拳や、蹴った足が悪い、みたいな理屈である。

本来、日本国の刑法では、暴力を振るえば「暴行罪」「傷害罪」に問われる。駅頭で他人をどついた犯人に「気持ちはわかるが」などという人はいない。
学校内でも、野球の現場であっても、暴力を振るう人間がいれば、即刻警察に通報して、場合によっては刑事事件にすればいいのである。
そして学生野球協会は、暴力沙汰があれば「永久追放」にすべきなのだ。
しかし、今の古い指導者の中に「俺らはどつかれて強くなった。暴力は場合によっては、許される」という認識があるから、この手の事件が後を絶たないのだ。
学生野球協会は、高校、大学野球部の処分について、基準を見直すそうだが、いい加減に「暴力一発アウト」にできないものか?
いつまでも「(暴力を振るう指導者の)気持ちはわかる」と言っていると、若者は見向きもしなくなる。
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日本学生野球協会は、3月には処分を決めると言うが、この指導者が「永久追放」になることはないだろう。
とにかく、日本の学制野球は「暴力」「パワハラ」には大甘である。
「指導者の熱意はわかるが」という枕詞をつけて「暴力は良くない」という。つまり、指導者自身は悪くなくて、どついた拳や、蹴った足が悪い、みたいな理屈である。

本来、日本国の刑法では、暴力を振るえば「暴行罪」「傷害罪」に問われる。駅頭で他人をどついた犯人に「気持ちはわかるが」などという人はいない。
学校内でも、野球の現場であっても、暴力を振るう人間がいれば、即刻警察に通報して、場合によっては刑事事件にすればいいのである。
そして学生野球協会は、暴力沙汰があれば「永久追放」にすべきなのだ。
しかし、今の古い指導者の中に「俺らはどつかれて強くなった。暴力は場合によっては、許される」という認識があるから、この手の事件が後を絶たないのだ。
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コメント
コメント一覧
なんか最近、似たような台詞を聞いたような…。
そして「暴力は場合によっては、許される」という誤った認識が人口に膾炙してしまっているのも問題です。運動神経の良くない僕は、体育教師から今にして思えば「言葉の暴力」としか言えない発言を浴びせられたものです。こんなの熱意でもなんでもないです。
「とにかく、日本の学制野球は「暴力」「パワハラ」には大甘である。」と広尾さんは書いてますが、まだ日本そのものが「暴力」「パワハラ」には甘いんじゃないかと。漫画やドラマで女性が男性に対して、自分ではどうしようもできない欠点や肉体的弱点を揶揄するような「言葉の暴力」を浴びせるシーンはあまり問題視されてないですよね。