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ドナルド・トランプは、世界最大の大国のトップに再び立って、自分の言うことを聞かない人間を全部切って、イエスマンだけにしたことで「世界最大の全能感」に満ち溢れている。
まさに世界の王のようにふるまい、ヨーロッパやアメリカ大陸の国々を、見下し、嘲笑し、これらの国々の命運を、自分の口先1つで変えることができると信じている。

しかし同時に、トランプにこの空前の権力を与えたのは、アメリカ合衆国の半分に満たない国民であり、彼らの大半は移り気で、気まぐれだから、国民のために、次から次へと「成果」をひけらかさなければならない。
だから、すべてにおいて「功を焦っている」。
「ウクライナ戦争は、大統領になったその日に止めて見せる」といったが1カ月たっても、解決の見込みはない。虫けらみたいな国ウクライナの虫けらみたいな大統領が、なかなか言うことを聞かないことに、怒り心頭だ。

さらに、EUなど欧米各国も、トランプを冷ややかな視線で見て、距離をとり始めたので「関税をもっと上げるぞ」と言い始めている。

何の計算もなく、脈絡もなく、世界を恫喝し、聞くに堪えない言葉を吐くアメリカ大統領。

トランプが大統領に返り咲いて以降、プーチンや習近平など既存の独裁者の方が、はるかにまともに見えている。プーチンは、少なくとも「すぐばれる嘘」はつかない。もっと巧妙で、少なくともロシア国民を納得させるだけの説得力のある嘘をつく。習近平は「中国は法治国家であり、世界の平和に貢献している」という。建前だけにしても、謂われなく他者を攻撃したりはしない。

しかしトランプは、口から出まかせを吐き続けている。おそらく、刺激的な言葉を間断なく吐き続けることで、反対勢力に批判する隙を与えないつもりだろう。
これに、これまた「全能感」を得たことが楽しくて仕方がないイーロン・マスクが乗っかっている。トランプが世界の国を誹謗中傷で傷つけているのに対し、マスクはアメリカという「国」を壊している。

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私が本当に不思議に思うのは、日本の「有識者」の一部に、「トランプは間違っていない」「彼は自分の仕事をしている」と訳知り顔で話す人が、トランプ当選後、結構な数、出始めたことだ。

彼の政策を深読みして「間違っていない」といっているが、たとえどんな優れた政策であっても、ここまで出鱈目を連発し、他国を根拠なく傷つけるような言葉を吐き続ける為政者の何を「信頼」「信用」すると言うのだろうか?こんな頭のおかしい老人に、日本や世界の未来を託するというのか?

「勝ち馬に乗りたい」というさもしい根性もあるのだろう。
また、権力者が暴君のようにふるまうのを見ると、無条件に従いたくなるような卑怯者みたいな惰弱な知識人もいるのだろう。

トランプのような汚らしい言葉を吐き続ける政治家はこれまでいなかった。今後はどうか知らないが。彼は、暴言を吐き続けることで、世界を篭絡しようとしている。
どんなに偉い肩書の人間でも、今の段階で「彼の言うことがわかる」と訳知りに言う人を、私は信用しない。




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