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平安高校の原田英彦監督の暴行事件が、さらに詳細に明らかになった。
原田監督は退職したが、それで済む話ではないだろう。
学校の記者会見によれば、課題ノートを提出していなかった2人の選手に対し、1人は5回程度手のひらで頭部を叩き、もう1人は手のひらで頭部を、紙製ノートで頭・肩・喉付近を合計10回以上叩きいた。
10回以上叩かれた生徒は打撲傷で約30日の通院が必要で、入院はしていないものの、現在も自宅で療養中、とのことだ。

暴力を振るったことで、被害者が負傷すれば「傷害罪」、負傷していなくても「暴行罪」に問われる可能性がある。
原田監督に暴力を振るわれた生徒の一人は、30日間も通院し、現在も自宅療養中ということだから「傷害罪」に相当する可能性もあろう。

暴行罪も傷害罪も、親告罪ではない。被害者からの告訴がなくても捜査や起訴が可能だ。
被害者の生徒や父母は、警察に被害届を出すべきだと思うし、学校側も警察に相談すべき事案ではあろう。

龍谷大平安高校の山脇護校長
「原田監督は来年度の末に退職を控えていたので、これまで以上に力が入っていたと推測される。この部員をなんとしてやりたいという思いが強くて、体罰に至ってしまったと話している。(原田監督は)指導の一環ではなく、今回については体罰である。そして申し訳ないと思っているという風に聞いている」

「これまで以上に力が入っていた」「この部員をなんとしてやりたい」暴力監督を擁護したい気持ちがありありである。

要するにこの学校は、生徒に暴力を振るってでも「なんとかしてやりたい」という指導方針だったということになる。

私は「体罰」という言葉をなくすべきだと思う。「暴力」を「体罰」と言ってしまうと「教育的見地から暴力を振るった」ということになる。

暴力に「教育的意味」など、最初からないのである。人の身体を傷つけて言うことを聞かせようと言うのは「教育」ではなく「使役」「隷属の強要」であり、人でなしのやることだ。

日本高野連、学生野球協会は、こうした人でなし監督が、二度と出ないようにすべきだと思うが、まあ、できないんだろうなあ。

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