61WQt1tmTdL._SY522_


とにかくひっきりなしに「大成果」を国民に発表し続けなければならないドナルド・トランプである。
ウクライナ戦争を巡っては、彼の思惑通りにいくはずがないと思っていたが、いよいよ行き詰ったようで、ロシアのちっちゃな譲歩を「大成果」のように喧伝し始めた。

NHK
米ロ エネルギー施設の攻撃停止合意 ウクライナ“慎重に判断”

プーチンとの電話会談で、トランプは「30日間の即時停戦」を迫ったが、プーチンはアメリカやNATO諸国などが、ウクライナへの武器支援をやめることを条件として出した。
それはすなわち、ウクライナの無力化につながる。ヨーロッパがこれに同意するはずもない。

しかしプーチンはエネルギー施設やインフラ施設などへのドローンによる攻撃は停止すると言った。プーチンとしては交渉相手を失うわけにいかないので、小さく譲歩してみせたわけだ。

トランプ政権はこれを「大成果があった」かのように喧伝した。

CNN
トランプ氏を褒めそやすプーチン氏、ウクライナ戦争ではほとんど譲歩せず

要するにプーチンにうまくあしらわれているのだ。
日本の「有識者」の中には、ウクライナ戦争の推移は「トランプの思惑通りで進んでいる」、不動産王トランプは、自分のビジネス手法を国際社会でも振るい始めている。と言った人がいるが、よほどトランプさんに気に入られたいのだと思う。

22054687_s


プーチンは、ウクライナの無力化、中立化を停戦の条件として出してくるだろう。トランプはそれを拒絶することができないから、ウクライナ、そしてヨーロッパ諸国に圧力をかけるだろう。
ゼレンスキーのウクライナにとっては、それが死活問題だから、OKというはずはない。またNATO諸国は関税問題などもあって、トランプ総すかんだから、これも無理。

そうなると、トランプはまたちっちゃな「成果」を大げさに言い立てるだろう。

そういえば、ケネディ暗殺に関する文書をさももったいぶって「公開した」といった。8万ページもあると言うが、ケネディ暗殺の文書は全体で500万ページもあり、その大部分はすでに公開されている。新しい要素はほとんどないのだ。

行き詰り始めたトランプは、小さな手柄を大げさに喧伝し始めた。「針小棒大統領」の名前を献じたいと思う。




私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!

81UUCLO+nDL._SY466_

https://amzn.to/47hJdhC

2023年森原康平、全登板成績

NOWAR