
オリコンニュース
ストリートピアノ運営側の注意喚起に賛否 ミス続く演奏にクレーム受け「手前よがりな演奏は『苦音』です」
いろいろなところで、ストリートピアノを見かけるようになった。空港や駅などが多いが、街頭にもあるようだ。
NHKの「街角ピアノ」は、仕事の時に流したりする。あまり頭に引っかからないので、BGM的にながら視聴することも多い。
この「街角ピアノ」トラブルになっていると言う。「下手くそのピアノは聞くに堪えない」という声が多くて大阪南港のストリートピアノには
「練習は家でしてください。練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです。誰かに届いてこそ『音楽』です。手前よがりな演奏は『苦音』です」
という注意書きが、掲示されたと言う。

日本人の「嫌なところ」が、存分に出ていると思う。
日本人は「失敗」「下手くそ」が嫌いなのだ。
「人様に見せるのだから、少なくとも“間違えないように”するべきだ」「下手くその分際で人前で弾くとは厚かましい」みたいな声がすぐに上がる。こういう認識の人が多いから「自己表現」がいつの時代も少ないし、クリエイティブが貧弱なのだ。
このピアノの注意書きをした人は、自分自身は「表現者」ではなく「傍観者」なのだろう。そもそも音楽とは「失敗しない」ことを目指すものではないと思うが。
野球の練習でも、昔の指導者は「失敗するな」「もっとうまくやれ!」と選手を叱っていた。選手の頑張りよりも「失敗」「ミス」に目が留まって、それを責める指導が一般的だったのだ。
そういう指導を受けると、選手は「思い切ってプレーしよう」と思わなくなり「失敗しないでおこう」「指導者に叱られないようにしよう」と思ってしまう。

そして「下手くそなやつ」「失敗が多いやつ」は「試合に出る資格がない」という価値観が出来上がってしまう。「試合に出られないのは下手くそだから」「指導者の言う通りできないから」。本当は下手くそでも野球が好きなら「試合に出る権利、資格」はあるはずなのだが。
野球に限らず、音楽に限らず、ずっと日本は「失敗しない」ことを何より大事に生きてきた感がある。「失敗を恐れて」生きて来た。
だから日本人は「ブレークスルー(現状打破)」ができず、小さく縮こまっていたのだ。
もちろん、下手くそピアノが何時間も延々続くのは、問題ではあろう。そこはほどほどに、ではあるが、人々は、下手くそピアノが鳴り響くのが「平和な街角の日常」だという、寛容さで、ピアノの音を楽しむべきだろう。
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日本人の「嫌なところ」が、存分に出ていると思う。
日本人は「失敗」「下手くそ」が嫌いなのだ。
「人様に見せるのだから、少なくとも“間違えないように”するべきだ」「下手くその分際で人前で弾くとは厚かましい」みたいな声がすぐに上がる。こういう認識の人が多いから「自己表現」がいつの時代も少ないし、クリエイティブが貧弱なのだ。
このピアノの注意書きをした人は、自分自身は「表現者」ではなく「傍観者」なのだろう。そもそも音楽とは「失敗しない」ことを目指すものではないと思うが。
野球の練習でも、昔の指導者は「失敗するな」「もっとうまくやれ!」と選手を叱っていた。選手の頑張りよりも「失敗」「ミス」に目が留まって、それを責める指導が一般的だったのだ。
そういう指導を受けると、選手は「思い切ってプレーしよう」と思わなくなり「失敗しないでおこう」「指導者に叱られないようにしよう」と思ってしまう。

そして「下手くそなやつ」「失敗が多いやつ」は「試合に出る資格がない」という価値観が出来上がってしまう。「試合に出られないのは下手くそだから」「指導者の言う通りできないから」。本当は下手くそでも野球が好きなら「試合に出る権利、資格」はあるはずなのだが。
野球に限らず、音楽に限らず、ずっと日本は「失敗しない」ことを何より大事に生きてきた感がある。「失敗を恐れて」生きて来た。
だから日本人は「ブレークスルー(現状打破)」ができず、小さく縮こまっていたのだ。
もちろん、下手くそピアノが何時間も延々続くのは、問題ではあろう。そこはほどほどに、ではあるが、人々は、下手くそピアノが鳴り響くのが「平和な街角の日常」だという、寛容さで、ピアノの音を楽しむべきだろう。
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コメント
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こういった騒動になると、上の方から「非難されるようなものを置いておくのはヤメロ」と言う指示でも出たのかもしれませんが、ストリートピアノで「ピアノを自由に弾ける環境を!」という意図からされた反応が、ピアノを弾ける環境を減らす方向に向かってしまったのは残念な事だと思いました。