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4月1日は、例によって「エイプリルフール」のブログを書いたが「リアルすぎる」という声をいただいた。実際の話として、ドナルド・トランプが狂気の政治を推し進めるともに、MLBはどうなっていくのか?
アメリカのプロスポーツは、4大プロスポーツ(MLB、NBA、NFL、NHL)を筆頭に、その歴史、ビジネスモデルから、リベラルな性質を帯びざるを得ない。

4大プロスポーツはすでにアメリカとカナダを「一つのマーケット」としている。MLBにはトロント・ブルージェイズ、NBAはトロント・ラプターズ、NFLにはないが、NHLにはトロント・メープルリーフス、モントリオール・カナディアンズ、オタワ・セネターズ、ウィニペグ・ジェッツ、バンクーバー・カナックス、カルガリー・フレームス、エドモントン・オイラーズと7つのチームがある。
だからと言って「カナダをアメリカの51番目の州にする」などは考えられないが、アメリカがカナダに高い関税をかけることは、両国に展開するプロリーグにとっては、いろいろ悩ましいことが出来しそうだ。

さらに、4大プロスポーツは「グローバリズム」をビジネスモデルの「核」にしている。激化するアメリカ国内のシェア争いを戦いつつ、市場を世界に広げている。MLBで言えば、日本、中国、オーストラリア、ヨーロッパ各国に投資している。野球が普及していない国では球場を建設したりチームに資金援助をしている。
さらに、昔のMLBは白人至上主義だったが、今は、世界各地からあらゆる人種の選手を受け入れている。ドミニカ共和国、ベネズエラなどの中米、日本、韓国などの東アジア、オランダ、イタリアなどのヨーロッパ、キューバからは筏で亡命してくる選手もいる。

プロスポーツのグローバリズムの進展に伴ってスポーツメーカーも、世界にマーケットを拡げている。スポーツ産業にとって「保護貿易主義」は、最も忌むべき考え方だといえる。

北米4大スポーツは、民主党、共和党を問わずアメリカの大統領には敬意を表してきたが、偏狭で頑迷なトランプ大統領にとってアメリカのプロスポーツは、白人至上主義を否定し、グローバリズムを実践するMLBなどのプロスポーツは、明らかに「気に入らない」対象ではあろう。WWEは大好きみたいだが。
しかしながら、アメリカ人に圧倒的な人気の4大プロスポーツをあからさまに恫喝するすることはできない。

おそらく標的は「アメリカに来て稼いでいる外国の奴ら」になるだろう。ヒスパニック系、日本、韓国、さらにはカナダ、メキシコなどのからきて活躍している選手に対して、脅しをかけるのではないか?エープリルフールに書いたブログは、絵空事ではなくなる可能性もある。

ただ、トランプは4月3日の「関税ショック」以降、大逆風に見舞われる可能性が高い。スポーツ界にかまっている暇はなくなるかもしれない。
イーロン・マスクも政権を離れるようだし、関税や大統領令で発出した無茶苦茶な政策を撤回して、半年くらいでレームダック状態になる可能性もある。

まさに「どうなるか見てみよう」である。

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